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聖帝再臨(SO2&テイルズ・鋼・北斗より:/リザ・エド、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ・鋼・北斗共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい)


 「どうしたんだ?」
不意にあたりを見回したクロードに、アスベルは思わず尋ねる。
「いや、何か誰かの視線というか・・気配というかを感じたような・・」
「何?」
クロードの言葉に、アスベルも真剣な表情で周囲を見回す。
 「ふむ・・。怪しい者はいないようだな・・・」
「ゴメン。どうやら僕の勘違いだったみたいだね」
「だが・・スリか何かが人ごみに紛れていたのかもしれん。油断は禁物だな」
「そうだね」
そんな会話を交わしながら、クロードはアスベルと巡回を続ける。
 (気づかれなかったみたいだな・・・)
人ごみに紛れながら、エドワード・エルリックはホッとする。
(しっかし・・大佐も嫌な仕事押し付けるよな。監視しろなんてよ)
エドはロイの顔を思い浮かべながら、嫌そうに顔を歪める。
監視自体、あまり気分のいい仕事では無い。
ましてや、知り合いならばなおさらだ。
 (ったく・・。聖帝にとりつかれただか何だか知らないけどよ・・・)
ロイから監視を命じられた理由を思い出し、再びエドワードは顔を歪める。
クロードを監視する理由、それは聖帝サウザーの亡霊がとりついたためだった。
一度はケンシロウの霊によって、撃退されたものの、また憑依するかもしれない。
人間離れした驚異的な戦闘能力、その邪悪さや野心ゆえ、未然に危機を防ぐため、監視しているのだった。
 「ん?もしもし、ホークアイ中尉?」
携帯の着信に気づき、エドは電話に出る。
電話の主はホークアイ中尉。
 「ああ?こっちは問題ないって。ロイドの方も大丈夫かよ?ん?そっか。じゃあ、また、連絡するよ」
それだけ言うと、エドは電話を切る。
 (ロイドの方も問題なしか。ホークアイ中尉も面倒だよな・・・)
エドはリザに思わず同情する。
リザも、エドと共に、監視任務に当たっていた。
ホークアイ中尉の場合は、ロイドである。
こちらは、ケンシロウの方を警戒してのことだった。
 (考えてみれば・・ケンシロウの方が怖いよな。権力にしてみればな)
ケンシロウに関する伝説を思い返しながら、エドはそんなことを考える。
民衆にとっては正義の味方であるケンシロウだが、権力の側にしてみれば、亡国のテロリスト。
むしろ、サウザーよりもケンシロウの方が、国家にとっては、恐ろしい存在だった。
だからこそ、ロイはホークアイ中尉に、ロイドの監視を命じたのである。
 (今のところ動きは無・・ん!?)
引き続きクロードの監視をしていたエドは、誰かがクロード達めがけて走って来ることに気づく。
 (ルカじゃんか。すごい慌ててるな。何かあったな)
血相を変えてクロード達の元へ駆けつけ、息せき切って話すルカの様子はただ事ではない。
(何か・・厄介なことが起きたみたいだよな・・・)
ルカと共に、必死に走るクロードの姿に、そんなことを思いながら、エドは後を追っていった。


 「ぶっ殺してやるっ!このショタホモがぁぁぁ!!??」
「こっちの台詞だっ!ドスケベ覗き魔っっ!!」
お互い相手を罵倒しながら、スパーダとルークが激しく切り結ぶ。
 「いつもいつもイイところで邪魔しやがって!!今日という今日はマジキレたからな!!」
「るせえっ!テメェなんかにルカを抱かせてたまるかよ!!」
切り結びながら、二人はそう罵り合う。
 「二人とも!喧嘩はやめるんだ!!」
そこへ駆けつけたクロードが呼びかける。
だが、頭に血が上った二人が聞き入れるはずもない。
割って入ろうとしたところへ、二人の攻撃がもろに命中する。
 ドゴッッッ!!!
鈍い音と共に、二人の打撃がクロードに襲いかかる。
「ゲ・・!?」
「ヤベ・・ん・・!?」
様子がおかしいと感じた瞬間、ルークとスパーダは闘気で吹っ飛ばされる。
 「イデッ!?何す・・・!?」
普段のクロードとは比べ物にならない殺気に、文句を言いかけたルークも口が止まる。
「下郎・・。よくも南斗の将の身体に傷をつけてくれたな・・。その無礼、貴様らの命で償ってもらうぞ!!」
ルークとスパーダが気づいた時には、間合いに踏み込まれ、極星十字拳が繰り出されていた。
あまりの踏み込みの速さに避けることも出来ず、二人は胸を斬り裂かれて地面に倒れる。
 「クク・・止めだ!」
邪悪な笑みと共に、サウザーが止めを刺そうとしたそのときだった。
 突然、地面から壁が生え、サウザーを遮る。
「下郎!?貴様か!?邪魔をしたのは!?」
錬金術で邪魔をしたエドの姿に、サウザーは怒りの声をあげる。
「そうだよ。聖帝だか何だか知らないけどな、迷惑なんだよ!ファザコン野郎!!」
「おのれ・・・。貴様の無礼、死を以って償え!!」
すっかり怒りの矛先をエドに向け、サウザーはエドへ襲いかかった。


 (一体どうしたの・・?)
ホークアイ中尉は必死に走っていた。
エドからの連絡が全く入らないからだ。
嫌な予感を覚え、そのことをロイに連絡する。
ロイからは加勢を回すまでその場に待つように、と指示されていたが、エドのことが気にかかり、一人で向かっているところだった。
 「!!!」
駆けつけたホークアイが目にしたのは、変わり果てたエドの姿だった。
手足の機械鎧は切り刻まれて完全に大破している。
胸には大きな十字型の傷が刻まれ、赤く染まっていた。
 「下郎が!聖帝に勝てると思ったか!!」
サウザーは勝ち誇った笑みを浮かべて言う。
そして、エドにとどめを刺そうとしたそのときだった。
 乾いた音が数発、たて続けに響きわたる。
リザが拳銃を発砲したのだ。
だが、サウザーは見事な跳躍でかわしてしまう。
気づいた時には、サウザーの手刀で両肩口を斬られていた。
 「う・・!!」
銃を取り落とし、苦痛でホークアイ中尉は膝をついて座り込む。
「下郎めが・・。貴様も死ぬがいい・・」
冷酷な笑みと共に、サウザーが手刀を繰り出そうとした、そのときだった。
 サウザーの反対の手が、手刀を掴んで止めたのだ。
「く・・!?邪魔をするか・・!!」
『これ以上・・傷つけ・・させはしない・・!!』
同じ口で、まるで腹話術のようにサウザーの口調とクロードの口調が言い争う。
しばらくそんなコントのような事態が続いていたかと思うと、手刀がだんだんサウザーが取りついたクロード自身に迫って来る。
 「下郎!?正気か!?貴様自身も死ぬのだぞ!?」
クロードの意図に気づき、サウザーの表情が変わる。
『お前が・・僕の仲間を傷つけるくらいなら・・!!さぁ、早く出て行くんだ!!』
「本気か・・!だが、俺は南斗の帝王!退かぬ!媚びぬ!省みぬ!帝王に逃走は無いのだ!!」
サウザーのその言葉と共に、手刀がクロード自身に深く突き込まれる。
「おのれ・・!下郎・・めが・・!!」
屈辱に満ちた声と共に、サウザーの霊がクロードの身体から離れてゆく。
「はぁ・・はぁ・・。大丈夫・・ですか・・?ホークアイ・・中尉・・?」
「クロード!?あなたなの?」
「ええ・・。何とか・・身体を・・取り戻・・」
安堵の表情を浮かべて、手を自分の身体に刺したままクロードはそのまま崩れ落ちる。
同時に、通報を受けた守備兵達が駆けつけた。


 それからしばらく経ったある日・・・。
「何だよ、用って?」
予備の義肢をつけた姿で、エドワードはホークアイに尋ねる。
 「それはおぃおぃ話すわ。まずはエドワード君、具合はどうかしら?」
「ああ。まだ完ぺきってワケじゃないけどさ、だいぶ調子はいいぜ。傷も治ってるし」
「それならよかったわ。なら、厳しくしても大丈夫ね」
「な・・何の話だよ?」
嫌な予感を覚え、エドワードは尋ねる。
 「決まっているでしょう、お仕置きよ」
「ええ!?な、何でだよ!?」
思わずエドは声をあげる。
 「エドワード君、最初に言われたはずよ?決して勝手な行動をしてはいけないと」
「で、でもよ。あ、あの状況じゃ・・・」
「気持ちは分かるわ。でも、その結果どうなったかしら?エドワード君もサウザーに返り討ちにされて、危ういところだったでしょう?」
「う・・・・」
リザの言葉に反論できず、エドは言葉に詰まる。
 「自分でも悪いのはわかっているようね。さぁ、エドワード君、お仕置きよ」
「わ・・わかったよ・・・」
諦めたようにため息をつくと、エドはリザの膝にうつ伏せになる。
エドが膝に乗ると、ホークアイは上着を捲り上げ、下着ごとズボンを降ろして、お尻をあらわにする。
 「う・・!?」
お尻を出された恥ずかしさに、エドは顔を真っ赤にする。
「さ、さっさと始めて、お、終わらせてくれよ・・!!は、恥ずかしいから・・」
「それはエドワード君次第よ。しっかり、反省するのよ」
恥ずかしがるエドにそう言うと、リザは手を振り上げた。


 バッシィィ~~~ンッッッ!!
「い・・・!?」
お尻を襲った痛みに、エドワードは思わず声を上げそうになる。
だが、両手で口を押さえ、必死に声を抑える。
 パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!
軽快な音がたて続けに響き、エドのお尻に痛みが走る。
叩かれるたび、エドは顔を苦痛に歪めながらも、声を出すまいと必死に耐える。
 パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!
「ダメでしょう?何があっても、勝手に単独行動をしてはいけない。最初に大佐に言われたはずよ?」
お尻を叩きながら、リザはお説教を始める。
 パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!
「く・・!し、仕方・・ない・・じゃんかよ・・!ルークやスパーダが・・あの・・まま・・じゃ・・!!」
痛みに顔をしかめながら、エドは弁解する。
 パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!パーンッ!
「その結果、どうなったかしら?エドワード君もサウザーに返り討ちになったでしょう?助けるどころか、皆、サウザーに殺されていたかもしれないのよ?」
「で・・でもよ・・・」
弁解しかけるエドだったが、ホークアイの厳しい表情に、言葉が出なくなる。
 「言い訳ばかりで、反省していないようね。なら、仕方ないわね」
リザはそう言うと、膝を組む。
おかげで、エドはお尻を突き上げた体勢になる。
 「ま、待ってくれよっ!?か、勘弁してって!?」
お仕置きがよりきつくなる体勢に、エドは慌てる。
「ダメよ。しっかり反省するのよ」
ホークアイは非情な口調で言うと、再び手を振り上げた。
 バッシィィ~~~ンンンッッッ!!
パァンパンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
「ぎゃああああああ!!痛ぇぇえええええええ!!!!」
集中豪雨のような平手打ちに、エドは絶叫する。
 パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!パンパンパンッ!
「痛ぇぇぇっ!ホークアイ中尉っ!俺が悪かったからっ!!許してくれよっ!!」
あまりの痛さに、エドはプライドをかなぐり捨てて謝る。
「ダメよ。今回のことは私も怒っているのよ。身に沁みて、反省してもらうわ」
「そんなぁぁぁ!!ぎゃあああ!!痛ええええええ!!ひぃぃぃぃぃ!!」
その後、エドの悲鳴とお尻を叩く音が響き続けた。


 「痛って・・痛ぇ・・痛えぇぇ・・・」
ボロボロと涙をこぼして、エドは泣いていた。
お尻は痛ましいほどに真っ赤に染め上がっている。
 「エドワード君、反省したかしら?」
一旦お尻を叩く手を止めて、リザは尋ねる。
「した・・!したから・・!勝手なことして・・ゴメン・・。俺が・・悪かったから・・。ううう・・・」
「もう、しないわね?」
「しない・・しない・・から・・!!」
「わかってくれたようね。じゃあ、終わりよ」
リザはそう言うと、エドを抱き起こす。
そして、思い切り抱きしめた。
 「ホークアイ中尉?」
「よかった・・・・」
怪訝な表情のエドに、ホークアイは安堵の声で言う。
 「本当に・・無事でよかったわ・・・。胸を血に染めたエドワード君の姿を見た時、目の前が真っ暗になったわ・・・・」
恐怖に満ちた声で、ホークアイは話す。
 「エドワード君、あなたも大切な私達の仲間よ。無茶をして、危険な目に遭ったら、心配するわ。それに・・アルフォンス君やウィンリィだって悲しむわよ?」
「そ・・そうだよな・・。ゴメン・・・・」
「わかってくれていればいいの。まぁ・・私も人のことは言えないけれど。傷ついたエドワード君の姿に、カッとなってしまったし」
「そうだな。君も、鋼のことを言える立場では無いね」
突然の声に、二人は思わず振り向く。
すると、いつの間にかロイの姿があった。
 「い、いつからいたんだよ!?」
ロイの姿に、思わずエドは言う。
「先ほどだよ。鋼の、ホークアイ中尉と話があるから、二人きりにしてくれたまえ.」
普段だったら反抗的な態度を取るところだが、有無を言わせないロイの雰囲気と、お尻の痛みに引いてしまう。
「わ、悪い・・。俺、ケツ手当てしなきゃだから・・・」
そう言うと、エドワードは部屋を後にする。
 「さて・・・。ホークアイ中尉、私が何を言いたいか、わかっているね?」
笑顔、だが目は笑っていない、でロイはリザに尋ねる。
「は・・はい・・。命令・・違反のことです・・」
「そうだ。君にも言ったはずだが?勝手な行動をしてはいけない。必ずこちらに連絡を入れた上で、指示を待つようにと。それなのに・・勝手に鋼のもとへ向かったのだね?」
「も・・申し訳ありません・・」
「謝ればよいというものではないよ。君にもお仕置きが必要だよ。わかっているね?」
リザがエドにしたように、ロイは膝を軽く叩いて合図をする。
ホークアイは顔を真っ赤にするも、恥ずかしさを堪えて、ロイの膝に乗る。
 「厳しいお仕置きになるから、覚悟したまえ」
リザのお尻をあらわにしながら、ロイは言う。
「は・・はい・・」
恥ずかしさに顔を赤くしながらも、覚悟を決めた表情でリザは返事をする。
ロイは片手でリザの身体を押さえると、もう片方の手を振りかぶった。

 バッシィィィ~~~ンンンッッッッ!!!
「く・・・!!」
強烈な平手打ちに、思わずリザは声を漏らしてしまう。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「・・・!・・・!・・・!・・・・!・・・!」
リザがエドにしたのとは比べ物にならない平手打ちが、一発、また一発と振り下ろされる。
平手が叩きつけられるたび、リザの表情が苦痛に歪む。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「・・・!・・・・!・・・・!・・・・!・・・・!」
大人の女性らしい、形の整ったお尻に、赤い手形が幾つも刻みつけられる。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「全く・・・!君ともあろう者が・・何をしているのかね!?」
かなり怒っているのだろう、怒りをにじませた声で、ロイはお説教を始める。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「う・・!く・・・!あく・・!あぅ・・!あくぅ・・・!」
辛いのだろう、リザの口から呻き声が漏れ始める。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「聖帝サウザーの危険さはあれほど口を酸っぱくして説明したはずだ!!人でありながら、魔王クラスの実力を持ち、一国の軍事力に匹敵する恐るべき存在だと!?忘れたのかね!?」
「も・・申し訳・・ありません・・」
リザは痛みに悶えながら謝る。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「鋼のならともかく・・君ならば無茶なことはしないと思ったからこそ、鋼と共に監視の任にあたらせていたのだよ?それなのに・・・!!」
「本当に・・申し訳・・ありません・・・。エドワード君が・・心配で・・!!」
「それが理由になると思っているのかね?それで、二人とも返り討ちになっては犬死ではないのかね?」
「も・・申し訳・・ありません・・。許して・・下さい・・大佐・・・」
「ダメだ。鋼同様、君にもキツイお仕置きが必要だ・・。今日はこれを使おう」
ロイはそう言うと、手にはめて使うパドル、いわゆるハンドパドルを手にはめる。
 「た・・大佐・・?そ・・それは・・?」
見るからに痛そうで恐怖感をそそるハンドパドルに、リザは顔から血の気が引く。
「鋼のが余程反抗的だったときに使おうと思っていたのだが・・覚悟したまえ」
ロイはそう言うと、ハンドパドルをはめた手を振り下ろす。
 バッシィィィィーーーーーンンンンン!!!!!
「!!!!!!」
あまりの苦痛に、リザは声も出ない。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「ああっ!大佐っ!許して下さいっ!ごめんなさいっ!あああっ!いやぁぁぁ!!」
必死に謝るリザだったが、ロイはパドルを振り下ろし続ける。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「いやああっ!痛あああっ!ごめんなさいっ!いやああっ!許してっ!いやあああ!!」
その後、エドよりも長い間、リザの悲鳴とお尻を叩く音が響いていた。


 「反省したかね?」
ハンドパドルを振るう手を一旦止めて、ロイは尋ねる。
ホークアイ中尉のお尻は、今や痛々しいどころではない事態になってしまっていた。
 「うう・・。しま・・しました・・・。二度と・・命令・・違反は・・しません・・。申し訳・・ありま・・せん・・・・」
リザは泣きながら謝る。
「わかってくれたようだね。だが・・・」
ロイは一旦言葉を切ると、手を振り上げる。
 バシィィィィ~~~~ンッッッッ!!
「ああーーーっっ!!」
不意をつかれ、リザは悲鳴をあげてのけ反る。
「もし、また同じことをしたら、最初からパドルで、倍は叩くから覚悟したまえ」
「わ・・わかりました・・!!二度と・・しません・・!!約束・・します・・!!」
それを聞くと、ようやくロイはハンドパドルを外した。


 「うう・・痛ぇぇ・・・・」
「大丈夫、エドワード君?」
痛みに顔をしかめるエドに、リザは心配そうに尋ねる。
二人とも、真っ赤なお尻に氷袋を乗せた姿で、ベッドにうつ伏せになっていた。
 「な・・何とか・・。ってホークアイ中尉の方が痛いだろ?そっちこそ大丈夫かよ?」
自分よりも厳しく罰せられたリザのお尻に、逆にエドが心配する。
「私は大丈夫よ。自分が悪かったのだし」
「ゴメン、俺が勝手なことしたせいだよな・・・・」
「いいのよ。同じ間違いをしないことだわ」
「そうだよな。ところで、大佐はどうしたんだよ?」
「何だかジェイド大佐に呼ばれていたわ。よくわからないけれど・・」
「ジェイド大佐かよ・・・。アイツも食えないよな・・・」
ジェイドの顔を思い浮かべながら、エドはそんなことを呟いた。
 「「・・・・・・」」
パソコン画面に再生される動画を見つめながら、ロイとジェイドは深刻な表情を浮かべていた。
動画に映っているのはスタン。
スタンは襲いかかるモンスター達に素手で立ち向かう。
スタンの攻撃を食らってしばらくすると、モンスター達は気持ちよさげな表情を浮かべ、爆発する。
 「これは・・まさか『北斗有情拳』ではないのかね?」
「ええ。かの『銀の聖者』トキが使ったとされる伝説の奥義です。苦痛を感じず、天国を感じながら逝くというね」
続いて、ジェイドは別の動画を見せる。
今度はクラトスの姿が映っていた。
クラトスは巨大な黒馬に跨り、モンスターの群れを蹴散らす。
馬で蹴散らしながら、手から闘気のビームを繰り出し、モンスター達を消滅させる。
 「こちらは『黒王号』と『北斗剛掌波』です」
「『拳王』ラオウの愛馬と奥義だな?」
「ええ、その通りです。どうやらケンシロウとサウザーだけでなく、トキとラオウもいつの間にか降臨していたようですねぇ」
「つまり・・監視対象が増えたということかね?」
「さすがマスタング大佐。そのことで、相談がありましてねぇ」
「私としても見過ごすわけにはいかない。わかった。相談に乗ろう」
その後、二人は長い間話しあっていた・・・・・。


 ―完―

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