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聖女の憂鬱な一カ月(SO2&テイルズより:/エルレイン、共演パロ)



(ルシアシュ悪魔&神父パロをベースにした、SO2&テイルズ・鋼共演パロです。許容出来る方のみご覧下さい。『聖女のクリスマス マルタ&エルレイン編』の続編です。その点をご了承の上、お読みください)


 「エルレイン、明日も来たまえ。また、躾けてやろう」
「や、山田様!?お・・終わりでは・・無いのですか!?」
愕然とした表情で、エルレインは尋ねる。
これで終わったと思っていたからだ。
 「言ったはずだぞ?部下の前に、自分の尻に躾が必要だと。いい機会だ。これから一か月毎日、君の尻を躾けてやろう。嫌なら構わん、私は教会から手を引く」
「わ・・わかりました・・・!も・・元はと言えば、私の管理責任・・!一か月毎日通って・・山田様から・・お尻を躾けて・・いただきます・・!!」
屈辱に震える声で、エルレインは山田の要求を呑む。
教会への一番の大口後援者である山田に手を引かれるわけにはいかない。
最大の後援者を無くすよりは、自分のお尻を一か月毎日差し出す方が、まだよかった。
「さすが聖女、よい決意だ。では、明日を待っているぞ」
屈辱に満ちた表情で部屋を後にするエルレインに、山田は勝ち誇った笑みを浮かべて見送った。


 翌日・・。
「ふふ、よく来たな。感心感心」
約束通りやって来たエルレインに、山田は満足げに笑みを浮かべる。
「山田様との・・お約束ですから・・。それに・・マルタの件は私の責任ですので・・」
プライドを保とうと、エルレインは平静を装いながら答える。
 「まぁよいだろう。君を躾ける前に・・これを渡しておこう」
山田はそう言うと、エルレインに何かを渡す。
渡したのは、スタンプカード。
表紙には『躾出席カード エルレイン用』と書かれている。
ご丁寧なことに、真っ赤なお尻を叩かれるエルレインのイラストまで添えられていた。
 「何ですか・・?コレは?」
「見てわかるだろう?出欠カードだよ。君がきちんとお仕置きを受けたら、そのカードに出席のスタンプを押す。ああ、そうそう、途中で景品や追加サービスも用意しておいた。頑張りたまえ」
「あ・・ありがとう・・ございます・・」
嬉しくは無いが、一応礼を言う。
山田の機嫌を損ねたくは無いからだ。
 「ああ、そうそう。裏に注意書きがあるから、それにもきちんと目を通しておきたまえ」
そう言われ、エルレインはカードの裏を見る。
すると、遅刻をしたら本来の倍のお仕置き、そして休んだら、そのペナルティとして、休んだ日数×一週間の延長という注意書きがついていた。
「まさかとは思うが・・遅刻やサボりなど、決してすまいね?」
「わ、わかって・・おります・・」
「それならばよい。では・・初日の躾を始めよう。では・・まず最初に、『私はお尻に躾が必要な悪い娘(こ)です。どうか、悪い娘(こ)のお尻に躾をお願いします』と、きちんとお願いしたまえ」
「わ・・わかり・・ました・・。山田様・・。わ・・私は・・お尻に・・躾が必要な・・悪い・・娘(こ)です・・・。どうか・・悪い娘(こ)の・・お尻に・・躾を・・お願い・・します・・・」
恥ずかしさに身を震わせながら、エルレインは命令通りにする。
 「いいだろう。では、私の膝に乗りたまえ」
山田の命令と共に、エルレインは膝に乗る。
エルレインが膝に乗ると、山田は聖女のマントと上着、スカートを捲り上げ、下着を降ろす。
あっという間に、昨日お仕置きされたばかりの、未だに赤いお尻があらわになった。
 「ふふふ、見事なまでに真っ赤だな」
真っ赤なお尻に、山田は笑みを浮かべて言う。
「や・・山田様がなさったのでは・・ありませんか・・!!」
恥ずかしさに顔を真っ赤にし、抗議するようにエルレインは言う。
「君の尻に躾が必要だからしただけだぞ。尻を叩かれるようなことをした自分を恥じたらどうだね?」
「う・・・!!と、とにかく・・やるなら・・早くして下さい!!」
出来るだけ早く終わらせたくて、エルレインは思わず言う。
 「おや?まさかさっさと終わらせようという魂胆だったか?いかん・・実にいかんなぁ。自分に非がありながら、反省するどころか、そのような根性・・実にいかん・・」
(私と・・したことが・・!!)
エルレインは後悔する。
山田のお仕置き心に余計な火をつけてしまったことに気づいたのだ。
「何事も最初が肝心だ。厳しく躾けねばな」
ニヤリと笑みを浮かべると、山田は手を振りかぶった。


 バシィーンッ!!
「ああーーっっ!!」
昨日、散々に叩かれたお尻には過酷な平手打ちに、エルレインは思わず背をのけ反らせ、悲鳴を上げる。
 バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!
「ああっ!!ううっ!!ああっ!!や、山田様っ!!お許し・・ああっ!!ひああっ!!」
「何を言っているのだ。まだ始まったばかりではないか」
そう言いながら、山田は容赦なく聖女のお尻を叩く。
 バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!
「ですが・・!!ああーっ!!無理です・・!!この・・お尻では・・!!うあああっ!!痛ああっ!!ひぃぃぃっ!!お許し下さいっ!!山田様ああっ!!」
「ダメだな。そもそも、悪いのはエルレイン、君自身だろう?自分の尻にこそ躾が必要な悪い娘(こ)だから、私に尻を叩かれているのであろうが?」
「そ・・そのことは・・反省して・・おります・・からぁ・・!!ああーーっ!!お許し下さ・・ひいいっ!!」
「いかんな。今日は最低でも百叩きはしてやるつもりだったが、予定変更だ。サービスで二百叩きにしておいてやろう」
「そ・・そんなーーっ!!あああーーーっっ!!」
その後、山田の宣告通り、200回叩くまで、エルレインの悲鳴とお尻を叩く音は止まることは無かった。
 「うっうぅう・・・!!」
エルレインは正座したまま、真っ赤なお尻をさする。
ようやくお尻叩きは終わったが、お尻を丸出しにしたまま、正座で反省させられているのだ。
 「今日の分のスタンプを押しておいた。受け取りたまえ」
山田はそう言うと、出欠カードを渡す。
「あ・・ありがとう・・ございます・・」
震える声で、エルレインは礼を言って受け取る。
「では、明日も来たまえ。その出欠カードも忘れてはいかんぞ」
「わ・・わかり・・ました・・・」
ようやく、お尻を法衣の下にしまうと、エルレインは燃えるような熱さと痛みを堪えて、執務室を後にした。


 5日目・・。
「エルレイン・・!!5分の遅刻だぞ?」
執務室に現れたエルレインに、山田は厳しい声と表情で言う。
「も・・申し訳ございません!!じゅ、渋滞に・・巻き込まれまして・・!!」
謝りながら弁解するが、山田が許すはずもない。
 「時間厳守は社会人の基本だぞ?これは今日も厳しく躾けなければな。エルレイン、自分でお尻を出すのだ。そして『5分も遅刻をした、悪い娘(こ)のお尻を叩いて躾けて下さい』とお願いをしなさい」
「わ・・わかり・・ました・・!!」
エルレインは屈辱に身を震わせながら、自分でスカートを捲り上げ、下着を下ろしてお尻を出す。
 「や・・山田様・・!!ご・・5分も・・遅刻をした・・悪い娘(こ)の・・お・・お尻を・・叩いて・・躾けて・・下さい・・!!」
恥ずかしさに顔を赤らめ、声を震わせながら、エルレインは命令通りにする。
 「まぁまぁだな。では・・机にうつ伏せになって、お尻を突き出しなさい」
「は・・はい・・・」
エルレインは執務机にうつ伏せになり、山田に向けて、お尻を突き出す。
 「今日は遅刻の罰も兼ねて、文字通り、燃えるようなお仕置きをしてやろう。ハアッッ!!」
山田は気合いと共に、手に炎を纏う。
直後、炎を纏った手を、エルレインのお尻に叩きつけた。
 バチィーンッッ!!
「ああーーっっ!!」
炎と打撃の二つの責めに、エルレインは背をのけ反らせ、悲鳴を上げる。
 バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!
「ひっ!熱っ!ひいいっ!!熱っ!熱ぁ・・!!」
耐えがたい熱さに、エルレインは悶え苦しむ。
 バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!バチィーンッ!
「や、山田様っ!お、お許し下さいっ!!お、お尻が火傷・・して・・しまいます・・!!」
「ダメだ。躾を受ける身でありながら、5分も遅刻するなど言語道断!打撃と火で、たっぷりと今日は躾けてやろう」
「そ・・そんなーーっっ!!ひいいーーっ!!許し・・あああーーっっ!!」
その後、炎を纏った手で、エルレインはずっとお尻を叩かれ続けていた。


 15日目・・・・。
「ふふふ・・・とうとう半分まで来たな。感心感心」
山田は半分までスタンプが溜まった出欠カードに満足げな笑みを浮かべながら、エルレインに言う。
エルレインは真っ赤なお尻を出したまま、部屋の片隅でコーナータイムをしていた。
 「あと、15日の辛抱だ。頑張りたまえ」
「は・・はぃ・・・」
エルレインは痛みを堪えながら答える。
 「そうだ。プレゼントを用意した。受け取りなさい」
山田はそう言うと、額縁に入った大きな絵を見せる。
絵には、山田の膝の上で、真っ赤なお尻を叩かれてお仕置きされるエルレインの姿が描かれていた。
 「ふふ・・。我が最高傑作『躾を受ける聖女』だ。半分までハンコが溜まったご褒美に、君に与えよう」
「あ・・ありがとう・・ございます・・」
嬉しくなど無いが、山田の機嫌を損ねないために、礼を言う。
「ああ、そうそう。ちゃんと君の執務室に飾っておくのだよ。ときどき、ちゃんと飾っているか、確認してやろう。もちろん、抜き打ちでだ。わかったね?」
「わ・・わかり・・ました・・」
屈辱を堪えながら、エルレインは絵を受け取って、大聖堂へと帰っていった。


 20日目・・・。
「まことに申し訳ございません!!」
エルレインは必死になって謝る。
「エルレイン・・。何のつもりだ?昨日は来なかったではないか?」
山田は怒りにこめかみをヒクつかせながら言う。
昨日、エルレインがお仕置きを受けに来なかったからだ。
 「申し訳ございません・・!!きゅ、急な会見が入りまして・・!!」
「最初に言ったはずだ。遅刻やサボりは許さぬと。一日といえど、私の躾をサボった罪は重い・・!!罰として、一週間の延長だ!!」
「そ・・そんな・・!!」
エルレインは愕然とする。
今日を入れて、まだ10日も残っているのだ。
さらに一週間追加など、耐えられない。
 「それだけではないぞ・・。来たまえ・・」
山田はエルレインの手首を掴み、縁側へと連れ出す。
エルレインを連れだすと、山田は縁側に腰かけ、エルレインを膝に乗せた。
 「や・・山田様っ!?ま、まさか・・!?」
エルレインは慌てる。
誰かに見られそうな場所でお仕置きされるなど、たまらない。
「そうだ。昨日サボった罰だ。恥ずかしい思いをしながら、お仕置きを受けるがいい」
バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「ああーっ!山田様っ!お許し下さいっ!ああーっ!!」
エルレインは必死に謝るが、山田が許すはずもない。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「悪い娘(こ)だ!悪い娘(こ)だ!悪い娘(こ)だ!悪い娘(こ)だ!悪い娘(こ)だ!」
「ひいいっ!あああーっ!ひっああっ!ああううーっ!!」
その後、長い間、エルレインの悲鳴と山田の叱る声、お尻を叩く音が縁側に響いていた。


 最終日・・・。
「とうとう・・この日を迎えたな・・・」
出欠カードを見ながら、山田は感慨深げに言う。
「どうだ?今日で終わりだと思うと、嬉しいかね?」
「ご想像にお任せします」
エルレインははっきりとは答えない。
 「まぁいいだろう。今日で最後なのでな。今日はせっかくだから趣向をこらしてみた。こっちへ来なさい」
山田はそう言うと、エルレインをホールのような部屋へと連れてゆく。
 「な・・・!?」
ホールに連れて来られたエルレインは、思わず声を上げそうになる。
ティアやマルタをはじめ、今まで自分がお仕置きして来た女性達が集まっていたからだ。
 「な、何なのですこれは!?山田様!?」
「ああ。私の招待客だよ。せっかくだから、彼女達にも君の躾を見物してもらおうと思ってね」
「そ・・そんな・・!?」
エルレインは絶句する。
今まで、自分がお仕置きして来た女性達の前で、自分がみじめにお仕置きされる姿など、見られたくない。
 「まさか・・嫌とは言うまいね?嫌ならば・・これからの援助について、考え直さねばならぬなぁ・・・」
後援者という立場を武器に、山田は脅しをかける。
「いいえ、山田様の望み通りにいたします」
エルレインは平静を装って言う。
プライドと山田の援助を天秤にかければ、プライドを捨てる方が良い、と判断したのだ。
 「懸命だな。では・・エルレイン、初日と同じお願いをしなさい。もちろん、皆にちゃんと聞こえるようにな」
ギャラリーに視線をやりながら、山田は命令する。
「わ、わかりました・・。や、山田様・・。わ・・私はお尻に躾が必要な・・悪い娘(こ)です・・。どうか・・悪い娘(こ)のお尻に・・躾を・・お願い・・します・・」
覚悟はしていても、他人に、それも自分が普段お仕置きしている面々に、自分のお仕置きを見られるという屈辱に、エルレインは顔を真っ赤にする。
 「いいだろう。では、自分でお尻を出して、私の膝に乗りなさい」
「は・・はい・・」
屈辱に手を震わせながら、エルレインは自らスカートを捲り上げ、下着を降ろす。
一か月と一週間、休みなくお仕置きされ、赤く染まったお尻があらわになった。
真っ赤なお尻を出すと、エルレインは山田の膝にうつ伏せになる。
「では・・ゆくぞ。しっかりと、反省しなさい」
山田はそう言うと、ゆっくりと手を振り上げた。


 パアシーンッ!
「くぅ・・!!」
軽快な音とともに、お尻に痛みが走る。
思わず、エルレインは声を漏らしかける。
(なりません!見られているのですよ!!)
エルレインは声を漏らしそうになった自分を叱咤する。
 パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!パアーンッ!
「・・・!・・・・!・・・!・・・!・・・・!」
お尻を叩かれるたび、エルレインは顔を苦痛に歪める。
だが、ギャラリーを意識してだろう、決して声を漏らしたり、泣き叫んだりはしていない。
 (さすがだな。よく耐えているな)
お尻を叩きながら、山田は感心する。
(だが・・そうはいかんぞ。恥ずかしい姿をさらすのも、躾のうちだ)
ニヤリと笑みを浮かべて、山田はさらに強くお尻を叩く。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「全く・・いけない娘(こ)だな・・・君は・・」
お尻を叩きながら、山田はお説教を始める。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「申し訳・・ございま・・くぅ・・!!あくぅ・・!!」
謝りながら、エルレインは苦痛の声を漏らす。
声を出した状態では、耐えることは出来ないからだ。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「まともに部下の躾も出来ていないではないか?それでよく、大聖堂の長などやっていられるな?」
エルレインのお尻を叩きながら、山田は言葉でも責める。
「申し訳・・ありま・・ううっ!!ああっ!!」
エルレインの苦痛の声はさらに大きくなる。
 バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!バーンッ!
「全く・・部下の前に自分の尻に躾をされるなど・・。それも27にもなって・・恥ずかしいと思わないのかね?」
「そ・・そのことは・・本当に・・反省し・・ひいいーーっっ!!」
さらに強烈に叩かれ、エルレインは悲鳴を上げる。
 「反省するのは当然のことだ。エルレイン・・・。数を数えなさい」
「わ・・わかり・・ました・・」
山田の命令に、エルレインは頷く。
再び、手が振り下ろされ始めた。
 バシーンッ!
「くぅ・・!1・・・」
バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「ああっ!2・・3・・ううっ!4・・・」
苦痛の声を上げながら、エルレインは必死に数える。
その後、100を数えるまで、声と音は続いていた。


 バシーンッ!バシーンッ!
「くうっ!ああうっ!!」
お尻を叩く音とともに、壇上のエルレインは悶えながら、声を上げる。
エルレインは壇上にうつ伏せになり、ギャラリーの方に向けてお尻を突き出している。
突き出されたお尻の前には、ギャラリーの女性達が一列に並び、お尻を叩いていた。
 「エルレイン、ちゃんとお礼を言いなさい」
「は・・はぃ・・。うう・・・シェリア・・お仕置き・・ありがとう・・ございます・・」
エルレインは苦痛と屈辱に顔を歪め、シェリアに礼を言う。
山田からのお仕置きが終わった後も、お尻叩きは終わりではなかった。
山田に招待されたギャラリー達から、お尻叩きを受けているのである。
 「次はリザの番だ。さぁ、好きなだけ叩きたまえ」
山田に呼ばれ、リザ・ホークアイ中尉がエルレインのお尻の前に進み出る。
彼女も、何度かエルレインからお仕置きされていたため、山田に招待されたのである。
 「そうね。では、お言葉に甘えて・・」
リザはエルレインの方を向くと、勝ち誇ったような笑みを浮かべる。
「まさかこんな日が来るとはね。厳しく叩いてあげるわ。覚悟しなさい」
リザはそう言うと、思い切り手を振りかぶる。
 バシィーンッ!!
「ああーっ!!」
思い切りお尻を叩かれ、エルレインは悲鳴とともに背をのけ反らせる。
 バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!
「くぅ・・!あっく・・!あっう・・!あっあ・・!」
リザにお尻を叩かれるたび、エルレインは苦痛の声を漏らす。
 「痛いかしら?恥ずかしいかしら?でも、私もあなたに叩かれて、痛くて恥ずかしかったのよ。こんなものではすまないわよ」
リザはそう言いながら、エルレインのお尻を叩く。
バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!
「うう・・!リザ・・!許して・・下さい・・!!」
「何を言っているの?許してなんかあげないわ。私達の恨み、思い知りなさい」
リザはお尻を叩きながら、エルレインに恨みのたけをぶつけ続けた。


 「うう・・・」
恥辱に顔を真っ赤にし、身体を震わせて、エルレインは立っていた。
『27にもなって、一か月と一週間もお尻ペンペンの躾を受けた悪い娘(こ)』という札を背中に下げ、散々にお仕置きされた真っ赤なお尻をさらしている。
「素晴らしい・・・。まさに至高の芸術だ・・・」
エルレインの真っ赤なお尻に、山田は満足そうな笑みを浮かべながら、ワインを飲んでいた。


 ―完―

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