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海賊とバレー少年2(Jスターズより:エース/日向)



(Jスターズビクトリーバーサスを題材にした二次創作です。BLありです。許容できる方のみご覧ください)


 「バレーやんの!?そのシューズ、バレーの!?」
相手チームのサポートメンバー・黒子テツヤの姿に、思わず日向翔陽は叫ぶ。
「僕はバスケをやってます。そもそもこれはバスケのシューズです」
日向の言葉に、黒子は困った表情で答える。
 「俺、モンキー・D・ルフィ、海賊王になる男だ!」
「白ひげ海賊団二番隊隊長、火拳のエースだ」
日向の仲間のルフィ・エースがそれぞれ名乗りを上げれば
「死神代行、黒崎一護だ」
「今からすんのは王の処刑だ!行くぜ、ベル坊っ!」
「おあだっ!!」
黒子側でも、一護・男鹿&ベル坊が名乗り返す。
やがて、それぞれのチームが入り乱れて、戦い始めた。


 それからしばらく経ったある日・・・・。
「おぃ、どこ行くんだ?」
出かけようとする日向に、エースは声をかける。
「あっ、すみません。トレーニングに行ってきます」
「一人か?」
「いえ、黒子とです」
「黒子?またか?」
エースはそういう。
先日、戦ったことがきっかけで、日向と黒子は仲良くなっていた。
そのため、チーム同士でアドレス交換などもしている。
「はい。あっ、すいません!黒子からメールが!すぐに行きますっ!」
エースにそう断ると、日向はあわただしく出ていく。
「おーいっ!トレーニングはいいけどなー、遅くなるんじゃねえぞ!変質者とかいるからなー!って聞いてんのかー?」
慌ただしく待ち合わせ場所へ向かう日向に、エースは大きな声でそう呼びかけた。
 「ん、エース、日向の奴どうしたんだ?」
そこへルフィが現れて尋ねる。
「やっと起きたのか?日向ならトレーニングに行ったぜ、黒子テツヤとな」
「黒子?誰だったか?」
「おぃおぃ、メルアド交換しただろ?まぁ、影が薄いから忘れるけどな」
「まぁいっか。エース、腹減った!」
「何言ってんだ!飯の前に掃除だ掃除!白ひげ海賊団だったら、そんな甘くねえぞ!」
「えー、メンドくせえなぁ~っ」
ブツブツ言いながらも、朝飯の為、やむなくルフィはエースと一緒に部屋の掃除を始めた。


 数時間後・・・・。
「ハァ・・・。疲れたぁ・・・」
「そうですね、ここまでにしておきましょう」
タオルで額の汗を拭いながら、黒子は日向に言う。
 「俺、まだ大丈夫だけど・・」
「日向君、無理は禁物です。やり過ぎて、身体を壊したら、元も子もありませんよ。エースさん達に迷惑をかけてもいいんですか?」
「わ、わかったよ。何か・・俺より大人だよなぁ」
「そんなことないと思うんですけど・・・・。それより、帰る前にどこかで一休みしましょう」
「そうだよな。疲れたしな」
そんな会話を交わしながら、二人はトレーニングを切り上げ、その場を立ち去った。
 「へーっ、黒子ってそんな強豪チームにいたんだ、中学の頃。いいなぁ、俺の中学、そんな強くなかったしなぁ」
「でも、それぞれが才能があり過ぎて、強すぎたことが原因でチームがバラバラになってしまいました。幾ら強くても、勝っていても、全然楽しくなかったです」
「ご・・ごめん!嫌なこと、聞いちゃった?」
中学時代の辛い思い出を話す黒子に、日向は謝る。
「いいんですよ。そうだ、日向君のことも聞かせて下さい。チームのことでも何でも」
「うーん・・そうだなぁ・・・」
考え込みながら、日向はチームメイトのこと、中学時代のこと、自分がバレーボールを始めたきっかけ、などを話す。
対して、黒子もバスケへの情熱や今のチームメイトのことなどを話す。
話がだんだん盛り上がり、二人はいつの間にか、何時間も話し込んでいた。
 「ハァ~ッ、やっぱり、黒子と話してると楽しいなぁ」
「僕もです。種目は違っても、球技に情熱を傾ける者同士、通じるものがあるのかもしれませんね」
お互い、満足した表情で、相手に言う。
「また一緒にトレーニングしてくれよな」
「望むところです。僕も負けませんよ。ですが・・日向君、さっきから携帯が鳴っているみたいですよ?」
「え?まさか!?」
慌てて日向は携帯を確認する。
案の定、着信はエースからのもの。
時刻を確認してみれば、門限を過ぎてしまっていた。
 以前、山田太郎にさらわれたときの一件(『海賊とバレー少年』参照)により、日向はエースから門限を言い渡されていた。
それを破れば、エースから厳しくお仕置きされてしまう。
 「ごめんっ!俺、帰らないと!?」
さっきまでの楽しい気分は完全に吹っ飛んでしまう。
慌てて、日向は店を飛び出す。
「え!?日向君っ!そんなに慌てたら・・・!?」
怪我をしますよ、そう黒子が声をかけようとしたそのときだった。
 「ムキキーーーーッッッ!!」
突然、物陰から何者かが猛烈な勢いで日向めがけて飛び出してくる。
「う、うわあっ!?」
まともに突撃をくらってしまい、日向は衝撃で吹っ飛び、気を失う。
気を失った日向を担ぎ上げると、犯人は日向をそのまま連れ去った。
 「大変です・・!!」
一部始終を見ていた黒子は携帯を取り出す。
「ああ!すいません!エースさん!日向君が!はい!実は・・・」
黒子は簡潔に見ていた事実を話す。
「わかりました。黒崎さん達にも知らせます」
それだけ言うと、黒子は仲間の元へと急いで戻っていった。


 「ううん・・・・」
「何だ、やっと起きやがったのかー?」
不満げな声に、日向の意識が戻る。
「あ・・・!!お前は!?」
目の前に立つ山田太郎の姿に、思わず日向は声を上げる。
「クククク・・久しぶりだなぁ、クソガキぃ・・」
山田太郎は邪悪な笑みを浮かべて言う。
 「な、何のつもりだよ!?」
「決まってんだろ!よくもこの俺様に恥をかかせてくれたな!絶対に許さんぞ虫けら共!」
太郎は、日向に怒りを燃やしながら叫ぶ。
 「それでだ・・貴様に最高の恐怖と屈辱を味あわせてやるよ、クソガキ・・・。おぃ!お前ら!仕事だぞ!」
太郎が呼ぶと、核戦争後の世界で暴れていそうな、モヒカン頭の無法者たちが現れる。
無法者たちの、自分を見つめる異様な目つきに、日向は嫌悪感と嫌な予感を覚える。
 「な、何だよこいつら!?」
「こいつ等か?核戦争後の世界で暴れてる悪党どもだよ。まぁ、ほかの連中と違って男色趣味、わけてもお前みたいな小柄で可愛いタイプが好みだってな」
「ま・・まさか!?」
逃げようとする日向だが、無法者たちにうつぶせに押さえつけられる。
 「やめろっ!やめろよっ!?」
抵抗するが、悲しいかな、平和な現代日本の一般高校生には、暴力が支配する世界の無法者たちには力では叶わない。
無理矢理にお尻を突き上げさせられ、ズボンを降ろされてしまう。
「や、やだっ!嫌だっ!?」
お尻にいきり立ったものを宛がわれ、絶望の声を日向が上げたそのときだった。
 突然、どこからともなくバスケットボールが飛んでくる。
そのボールに皆が視線を逸らされた瞬間、日向の姿が消えてしまう。
「な・・ガキはどこに行った!?」
「貴様ら何逃がしとるんじゃあああ!」
突然消えた日向に、無法者たちと太郎は戸惑う。
「大丈夫ですか!?日向君!?」
「く、黒子!?」
一方、物陰では黒子が日向に声をかけていた。
「ど、どうして?」
「エースさんと黒崎さんに連絡して、助けに来ました。静かにしていて下さい。日向君がうっかり騒げば、気づかれてしまいます」
その言葉に、日向は黙る。
太郎たちは必死に探すも、黒子の影の薄さが幸いし、全く気付かれていない。
その隙に、黒子は日向を連れてその場を逃げ出す。
 「火銃ッ!」
「悪魔の咆哮(ゼブルブラスト)ッッ!!」
「ゴムゴムのバズーカッ!」
「月牙天衝(げつがてんしょう)っっ!!」
日向と黒子が逃げた直後、4連発の火の玉、長く伸びるパンチ、火炎放射、衝撃波が一斉に襲いかかり、無法者たちと太郎を吹っ飛ばす。
 「ムキ-ッ!?誰だぁぁぁ!?」
怒りに燃える太郎の前に、ルフィ・エース・男鹿・一護が立ちはだかる。
「またテメェか。懲りねえ奴だな」
「やかましい虫けら共ぉぉぉ!ここで会ったが百年目っ!貴様らは皆殺し!バレー小僧はゲイ向けの店にでも売り飛ばしてやるわぁぁぁ!!」
太郎は山賊行為で得た金銭で雇った無法者共を呼び出し、ルフィたちに襲いかかる。
ルフィたちはそれぞれ拳や刀を構え、迎え撃った。


 「く・・くそ・・まさか・・!?」
全身にあざやコブを拵えた、ボロボロの姿で、虫の声で太郎は地面に崩れ落ちる。
雇った無法者達も悉く地面に倒れてのびていた。
 「なぁ、こいつらどうする?」
「警察に突き出すのが筋だろうな」
ルフィの問いに一護がそういう。
「普通はそうだな。だが、あいにく俺たちは海賊だ。男鹿も警察とはあまり関わりたくはねえだろ?」
「まぁな。俺もいわゆる不良だからな」
「それなら、逃げられないように縛って、警察に通報するか」
一護の提案に、エースたちもそれならと同意する。
逃げられないように縄でしっかり縛り上げた後、一護が匿名で警察に通報する。
一行は物陰から、警察が駆けつけ、太郎と無法者たちを逮捕したのを確認すると、その場を後にした。


 「怪我はねえか?」
「あ・・はい、大丈夫です・・・」
エースの問いに、落ち着きを取り戻した日向は答える。
「なら、何よりだ」
日向の返事に、エースは安堵の表情を浮かべる。
だが、すぐに厳しい表情に変わる。
 「日向・・・前に言ったはずだよな?遅くなるなってな」
「ご・・ごめんなさい・・。黒子と話してたら・・つい、楽しくて・・・」
「気持ちはわかるけどな、理由にはならないぜ。日向、ケツ出しな」
エースは膝を叩いて、お仕置きの合図をする。
 「エ、エースさん!?ご、ごめんなさい!は、反省してますから・・!!」
日向は無意識にお尻を押さえて飛び退いてしまう。
「ダメだ。それとも・・俺が無理矢理に乗せねえとダメか?数増えるぞ?それでもいいのか?」
「うわあーっ!そ、それだけはっ!」
慌てて日向はエースの膝に乗る。
 「全く・・世話焼かせやがって・・・」
ため息をつきながら、エースは日向のお尻を出す。
「うう・・・!あまり・・痛くしないで下さい・・・」
既に涙目になりながら、日向は懇願する。
「馬鹿、痛くなきゃ意味ねえだろが。痛い目見て、反省しろよ」
エースはそういうと、思いきり手を振り上げた。


 バッシィーンッ!!
「うわあっっ!!」
力強い音と共に、お尻に強烈な痛みが走る。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「うわあっ!痛っ!痛いっ!痛ああっ!」
強烈な平手打ちに、日向は悲鳴を上げる。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「エースさんっ!痛ああっ!ひいいっ!痛いです~っ!ひえーっ!」
お尻の痛みに耐えきれず、日向は両足をバタつかせる。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「当然だろうが。お仕置きなんだからよ。それより、何でお仕置きされてんのか、わかってるのか?」
日向のお尻を叩きながら、エースは尋ねる。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「ひいっ!ごめんなさい・・!お、俺が・・門限・・破った・・から・・です・・!ひいっ!痛あっ!」
苦痛に悶えながらも、日向は必死に答える。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「そうだ。で・・何で俺が門限を決めたんだったか、覚えてるか?」
「く・・!お・・俺が・・遅くまで帰らなくて・・襲われた・・から・・・」
「そうだ。前にあの変なサル小僧に捕まって、危ない目に遭ったよな。忘れてねえよな?」
「忘れて・・ません・・・!!」
「なら・・・どうして、早く帰ろうと思わなかったんだ?」
「ご・・ごめんなさいっ!黒子と話してたら・・楽しくて・・つい・・うわあっ!!」
弁解の途中で思い切り叩かれ、日向は絶叫する。
 「馬鹿野郎!気持ちはわかるけどな、門限までにはきっちり帰れ!早く帰ってれば、あんな目に遭わずに済んだかもしれねえんだ!黒子が携帯で知らせたからよかったものの・・下手すりゃ今度こそヒデェ目に遭わされてたんだぞ!?」
海賊ゆえに、無法者達の残酷さはよくわかる。
日向のようなあどけない少年は、悪党たちの残虐性を煽って、より酷い目に遭わされる危険も十分にあるのだ。
 「ご・・ごめんなさい・・!も・・もう・・二度と・・破りません・・から・・」
「そりゃあ当然だ。身に染みてそう思ってもらわねえとな。だから・・本気で行くぜ」
「え・・ひ、ひぃぃーーーっっ!?」
恐怖のあまり、日向は逃げようとする。
だが、しっかりと押さえ込まれ、再び平手が襲いかかる。
 バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!バシーンッ!
「ごめんなさいっ!ごめんなさーいっ!二度と門限破りませんからーっ!ごめんなさーいっ!」
その後、長い間、日向の悲鳴と謝る声が響いていた。


 「うぅぅぅうう・・・・」
ボロボロと涙を零して日向は泣いていた。
お尻はまるで熟れすぎたトマトのようになっており、火拳をくらったかと思うほどに熱い。
「反省したか?」
「しま・・しました・・・!門限破って・・迷惑かけて・・心配かけて・・ごめん・・なさい・・」
「分かりゃあいいんだ。ったく・・・」
エースは日向を抱き起すと、お尻を撫でてやる。
 「よかったぜ、無事で。何かあったら、バレー部の連中だって心配するだろ?」
「はい・・。ごめんなさい・・う・・あぅ・・・・」
お仕置きされて疲れたのか、日向は大きな欠伸をする。
直後、そのまま寝てしまった。
 「おぃおぃ、このまま寝るか普通?」
エースはそうぼやきつつも、起こすことなく、そのまま見守っていた。


 ―完―

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