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少年少将の最後(女神/軍服ショタ)



(この作品はあくまでもフィクションであり、実在の国家・民族・組織とは一切関係ありません。また暴力的な描写も見られます。許容できる方のみご覧ください)


 広大な原野を南北に切り分けるように滔々と流れる、血のように真っ赤な大河と、その北側に広がる大森林。
その森林を睨みつけるように、その要塞は河岸に聳え立っている。
要塞の正門には『鉄血河関 =関北軍第一駐屯地=』と大きな文字で描かれている。
鉄血河(てっけつが)とは、要塞の目の前を流れる大河のこと。
血のように赤く、また良質の砂鉄が採れるため、その名がついた、と言われている。
この大河の向こうに広がる広大な森林地帯への征服及び植民地化の為に築かれたのが鉄血河関である。
そして、この要塞を築いたのが、関北軍(かんほくぐん)である。
 関北軍は東方の島国『日輪国(にちりんこく)』が、大陸に広がる広大な関北(かんほく)の地を我が物にする為に設立し、駐屯させている軍隊である。
なお、もともとこの地は関北(かんほく)と呼ばれている。
鉄血河関は、太古の昔から、この地を支配した歴代の大陸王朝によって設置され、関所の北を意味する関北の名でこの土地が呼ばれてきたからである。
それにならって、日輪国の駐屯軍も関北軍と名乗っていた。
関北軍は十数年前の戦争によって、元々の関の持ち主であった大陸の王朝国家から、この要塞並びに周囲の土地の支配権を得ている。
それらを足掛かりに、この地の征服・植民地化を目指していた。
閲兵や訓練の為に設けられた要塞内の広場。
そこに、河関の主がちょうど姿を現していた。
 関の主は、15歳前後の少年。
少年は黒曜石のような見事な艶の黒髪とルビーを思わせる大きな赤い瞳の持ち主。
少年らしいあどけない、しかし同時に峻厳さや冷徹さ、そして高貴さを思わせる、美しい面立ちをしている。
ほっそりとして、しかし適度に肉の付いた健康的な少年らしい身体を、茶色をベースにした軍帽・詰襟の丈の短めの軍服・同色の短パン、膝上丈の白いハイソックス、白い軍用手袋、黒の軍靴に包んでいる。
軍帽や詰襟には、将官クラスであることを示す日輪の階級章がついていた。
彼こそ、この鉄血河関とその管轄下の地域を支配する、サカガミ少将であった。
 サカガミは戦場用の簡素な折り畳み椅子に座ったまま、ジッと虜囚達をジッと見下ろしている。
虜囚たちはいずれも地面に正座させられ、鉄鎖と鉄枷でしっかりと拘束されている。
彼らは姿は人間によく似ているが、赤銅色の肌に、大きさや数に個人差はあるものの、頭には角が生えている。
彼らは鬼人(きじん)と呼ばれる、関北の先住種族。
様々な部族に分かれ、部族ごとに遊牧や牧畜などの生活を送っている。
王朝国家の時代以来、人間による抑圧や侵略を受けてきたため、人間に対する反乱やテロをよく起こしていた。
今、サカガミの目の前に引き出されている彼らも、鉄血河関支配下の都市でテロを起こしたとして、捕えられた者達である。
 「蛮夷(ばんい)共・・・言い残すことは無いのか?」
サカガミの問いに、捕えられた鬼人達はジロリと目だけ見上げる。
その目には憎しみと怨みが込められていた。
「無い様だな・・・。では・・刑を執行せよ」
サカガミは静かに片手を上げて振る。
そのしぐさと共に、三脚に据えられた機関銃が火を噴く。
あっという間に、囚人達はなぎ倒されてゆく。
銃声が止まったときには、全員、地面に倒れ、あたりには血だまりが出来ていた。
 「首だけ斬り落とし、門前に晒しておくのだ。残った死体はカラスにでもくれてやるがいい」
少年のものとは思えない、冷徹な声で言うと、サカガミは奥の執務室へと引き上げていった。


 数日後・・・・・。
河の向こう側にある鬼人たちの村落。
村は轟轟と炎が燃え盛り、悲鳴や泣き声が響き渡っている。
 「一人も生かすな!!蛮夷は滅さねばならぬ!!」
サカガミは大きな声で兵士たちに命令を下す。
鬼人の村人達は、ある者は必死に抵抗し、ある者は子供や老人を連れて逃げようとする。
だが、人間側は機関銃や小銃で容赦なくなぎ倒してゆく。
少将自身も、対鬼人用の大口径拳銃と、戦場用の頑健な軍刀で、村人達をなぎ倒してゆく。
やがて、サカガミは村の奥にある、集会所のような、藁葺の大きな建物に踏み込んだ。
 建物の中では、眼鏡をかけた老人の鬼人が、分厚い年代物の書物をジッと読んでいる。
「誰じゃ・・・?む?そなた・・・人間か?」
「見ればわかるだろう?鬼人というのは、理解力が乏しいのか?」
老人に対するものとは思えない態度で、サカガミは言う。
 「無礼な上に・・罪深いな。罪も無き者たちの命を奪いおったか」
軍刀と軍服についた鬼人の血を見ながら、咎めるように老人は言う。
「国に仇なす蛮夷を打ち取っただけだ!貴様も覚悟しろ!!」
「蛮夷か・・・。そなたらから見ればそうかもしれんの・・。だが・・一つ忠告しておこう。これ以上罪を重ねれば、そなた、死より辛き目に遭うことになるぞ」
「黙れ!蛮夷風情が説教するか!!貴様も仲間たちのところへ行くがよい!!」
サカガミは横なぎに軍刀を一閃する。
直後、老鬼人の喉が切り裂かれ、そのまま老いた鬼人は息絶えた。
 一時間後・・・。
要塞に帰る途中の道筋にある、人間の村にサカガミとその軍勢の姿があった。
「ふぅ・・・・」
サカガミは一息つくと、そのまま高級椅子に腰を降ろす。
着替える暇もなかったため、血も服についたまま。
おかげで椅子にはベットリ血が付いてしまっているが、そんなことに頓着するサカガミでは無い。
 「焼き払った村ですが、何人か逃げのびた者がいる様子です」
「ならば村々に触れを出し、密偵にも探させろ。一人も逃がしてはならぬ!!」
サカガミの厳命と共に、兵士は急いで出てゆく。
「悪運の強い蛮夷共め・・!ん・・?」
サカガミは外の様子が騒がしいことに気づき、外へ出てみる。
すると、鬼人達の住む森林から、太鼓の激しい音が響いてくるではないか。
 「何だ!?あの音は!?」
思わずサカガミは村人に尋ねる。
「鬼人達の太鼓でございます」
「それはわかっている!?貴様ら、何を怯えている?何を知っている?」
村人達の尋常でない、恐怖に満ちた顔色に気づいたサカガミは村人を問い詰める。
 「あ・・あれは・・彼らの聖者が殺されたことを嘆き、その復讐を彼らの神々に訴える太鼓の響きでございます。この太鼓がなった後、その犯人には恐ろしい呪いが下るのでございます!!」
「馬鹿馬鹿しい!!おとぎ話でもあるまいし!!私に呪いが下るというか!?」
「閣下!?まさかあなた様が犯人でございますか!?」
村人の言葉に、サカガミは露骨に不快感をあらわにする。
 「私は犯罪者ではない!!国家の為、蛮夷共を討っただけだ!その中に妙な年寄りがいただけだ!!貴様ら!文明国の民が愚かなことを言うのではない!!そんな迷信に惑わされるとは!!ん!?な・・・!?」
突然、サカガミに向かって、光の柱が降り注ぐ。
光が消えたときには、サカガミは消えてしまっていた。
 「閣下!?閣下が消えた!?」
「あああ!!呪いが!?呪いが降りかかってしまったんだーーー!!」


 ドスンッッ!!
「ぐうう・・・!!」
思いきりお尻から固い石の床に落ちてしまい、思わずサカガミは苦痛で顔を歪める。
 「く・・!?何なのだ・・ここは・・!?」
片手でお尻を擦りながら、血染めの軍刀を構え、サカガミは油断なく周囲を見回す。
四方の壁には、様々な拷問を受ける罪人や、人ならざる獄卒の姿が描かれている。
また、法廷や裁判官らしいものも描かれていた。
 「ここは裁きの場じゃ。お主らが鬼人や蛮夷と呼ぶ者達のな」
不意に聞こえてきた声に、思わずサカガミは振り返る。
「貴様は・・・!?」
声の主を見るなり、サカガミの表情が怒りに歪む。
そこにいたのは、自分が斬り捨てた筈の老鬼人がいたからだ。
ご丁寧に、喉は切り裂かれたままで血が流れている。
 「もう一度成敗してやる!!」
サカガミは拳銃を発砲する。
だが、老鬼人の身体を銃弾はすり抜けてゆく。
「無駄じゃ。儂はもう死んでおる」
「おのれっ!!」
弾が切れたため、今度は血染めの軍刀で斬りつける。
だが、全く手ごたえがない。
「ええい!?何のトリックだ!?けだものめ!?」
怒りに駆られ、サカガミが軍刀を振り上げたそのときだった。
 「やめよ!人間の少年!それ以上・・我の領域で狼藉は許さぬ!!」
突然、威厳のある声が響き渡る。
同時に、サカガミは金縛りで動けなくなってしまう。
かろうじてサカガミは声のした方を振り向く。
すると、いつの間にか30代くらいの女性が立っていた。
 女性は世界中を探しても見つけられないだろうという美しい面立ちに、どんな王族でも叶いそうにない威厳や神々しさを纏っている。
額に生えた角がなければ、人間と見まがう容貌をしていた。
 「誰だ・・・!?貴様は!?」
「我らの子・・また我らを知る人間たちはドゥルガ、と呼ぶ」
「ドゥルガだと?ふざけるな!!」
サカガミは憤慨する。
ドゥルガとは、鬼人達の神話に登場する女神の名だった。
 「蛮夷のとはいえ・・神の名を騙るとは・・。化けの皮を剥いでくれるっっ!!」
女性を詐欺師と決めつけ、サカガミは心臓目がけ、真っ向から突きかかる。
サカガミにとって、鬼人は邪悪な存在。
女であろうが、殺すつもりだった。
 軍刀が深々とドゥルガの胸に突き刺さる。
だが、直後、刀はあっという間に錆びて崩れてしまった。
「何と・・・!?」
サカガミは手首を締め付けるものすごい力を感じる。
いつの間にか、ドゥルガに手首を掴まれてしまっていた。
 「離せ・・!!蛮夷め!?」
「人間よ・・。そなたには、罪なき者どもを傷つけ、殺生したその罪・・贖わせてやろうぞ」
ドゥルガはそういうと、いつの間にか現れた椅子に腰かけ、同時にサカガミを膝の上に乗せてしまう。
 「何をする!?けだもの!?やめろ!?やめぬか!?」
下着ごと短パンを降ろされ、サカガミは慌てる。
あっという間に少年らしい、形の整った、弾力のある、綺麗なお尻が姿を現した。
 「ほほぅ。恥ずかしいか?人間よ?」
「と・・当然だ!?このような恥辱・・!絶対に許さん!!」
サカガミは怒りの籠った目で睨みつける。
「お主達がしたことに比べれば、まだ軽いであろうがのう。まぁよい。我が民の恨み・・思い知るがよい」
そういうと、ドゥルガは手を振りかぶった。


 バッシィィィ~~~~ンンンンッッッッッ!!!!
「・・・・!!!!!!!」
この世のものとは思えない、強烈すぎる衝撃に、思わずサカガミは声にならない声を上げてしまう。
 (馬鹿者!?誇り高き関北軍の司令官が、蛮夷の女に尻を叩かれて泣き叫ぶつもりか!?)
サカガミは自分自身を叱咤し、声を漏らすまいとする。
 バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!
まるで鉄の棒で殴りつけられているかのような、そんな衝撃がサカガミのお尻を襲う。
「くぅ・・!うく・・!あぅ・・!あぅぅ・・!あく・・!くぅ・・!あぅあ・・!」
あまりの苦痛に、サカガミは声を漏らしてしまう。
だが、それでも必死に耐える。
 バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!バシィーンッ!
「ほほぅ?幼いといえどさすがに軍人じゃ。よく耐えておる。えらいのぉ、人間よ」
「馬鹿に・・く・・!するな・・!蛮夷の女・・いや、メス風情に屈する・・私・・では・・ない・・・!!」
「あくまでも我らをケダモノと見下すか?我らとて血も涙も流す。心もある。愛するものを失えば悲しむ。その犯人を憎む。姿は違っても、心はお主ら人間と変わらぬぞ?」
ドゥルガはサカガミに諭すように言う。
 「うるさい!蛮夷!いや・・ケダモノ!お前たちなど・・言葉をしゃべる獣ではないか!!獣風情が・・人に説教をするつもりか!?」
「お主・・本気でそのようなことを言っておるのか?」
「だったらどうだというのだ!?我が国にはお前たちは不要!害虫にしかすぎぬ!お前たちを駆除したのは、国家にとって、それが良いことだからだ!!」
「つまり・・我の子らを殺したことを反省しておらぬのだな?」
「何故反省などせねばならぬ!!貴様らと禽獣とて、家畜や畑を荒らす害獣を駆除するだろう!?」
「なるほど・・。我の子らは害獣か・・。よく・・わかった・・」
ドゥルガは覚悟を決めた表情を浮かべる。
 確かにサカガミは彼女の民である鬼人達を大勢殺した。
だが、彼はまだ子供だ。
少しでも反省の色が見られるのならば、一か月ほどお尻を叩いてから、帰してやるつもりだった。
しかし、残念ながら、彼は全く反省していない。
そんな彼を許すことなど出来なかった。
 「ならば人間よ。我もそなたを永遠に許さぬ。我の子らをケダモノと侮り、謂れのない悪逆を成したその罪、そなた自身の身で贖ってもらおう」
直後、ドゥルガの表情が恐ろしい、まさに鬼と呼ぶにふさわしいものに変わる。
同時に、ドゥルガの手がメラメラと燃える青い炎に包まれた。
その青い炎が燃え盛る手を、サカガミのお尻目がけ、思いきり叩きつけた。
 バァァァァァァァァンンンンンン!!!
「うわあああああああ!!!!!熱いぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!」
打撃と炎の熱のダブル攻撃に、サカガミは絶叫し、背をのけ反らせる。
 バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「く・・!やめろ・・!やめぬか!この・・ケダモノッ!やめぬか!?」
青い炎を纏った手で叩くドゥルガに、サカガミは命令口調で抗議する。
 バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「誰がやめるものか!?命乞いする者どもまで、無残に殺しおった悪童めが!!ほれ!こうじゃ!こうじゃ!こうじゃ!!」
怒りを込めて、ドゥルガはサカガミのお尻を叩く。
サカガミのお尻は打撃と熱で、赤どころでは無い色へと染まってゆく。
 バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「く・・!やめ・・ううっ!痛・・!熱・・!くうっ!やめ・・ああく・・!あっう・・!やめ・・うわぁ・・!うわあっ!あああっっ!!」
もはや耐えられるレベルではない。
サカガミは悲鳴を上げ、子供のように手足をバタつかせる。
 バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「痛いか!?熱いか!?苦しいか!?だが・・これが貴様のしたことじゃ!!」
「くそ・・!ケダモノめ!さっさと殺すがいい!!」
「馬鹿者!死んで許されるほど貴様の罪は軽くない!!貴様は永遠に死ねぬ!ほれ!見回りを見てみよ!!」
一旦お尻を叩く手を止めて、ドゥルガはサカガミの頭を無理矢理上げさせる。
すると、いつの間にか周囲に客席が出来ており、菓子を食べながら、お仕置きを見物している鬼人達の姿があった。
 「な・・何だコレは!?」
「見ての通りじゃ。お前の仕置きを見物しておる。皆、お前とその部下に殺された者達じゃ」
サカガミは観客らを見つめる。
確かにいずれも、身体から血を流していたり、斬られた首を自分の手で抱えていたりする。
サカガミ自身が手にかけた者達の顔もいくつか混じっていた。
 「まさか・・!?そんな・・・!?」
サカガミは身を震わせる。
自分が手にかけた者達に、幼児のようにお尻を叩かれて泣き叫ぶ無様な姿を見物される。
それこそ地獄であった。
「そうじゃ。お前は自らの仕置きを我が民に見られるのじゃ。じゃが、仕方ないのう。それだけのことをしたのじゃ。いや・・それだけではない。お前の仕置きは夢を通じて、お主らが関北と呼ぶこの地方全体に見られるのじゃ。我が民を傷つけた者がどうなるか、知らしめる為にな」
「い・・いやだ!!」
思わずサカガミは逃げようとする。
だが、すぐに押さえつけられてしまう。
 「どこへ行く?仕置きはまだ始まったばかりじゃ。この世の終わりの日まで・・ゆっくり叩いてやろう」
恐ろしい笑顔で宣告すると、再び女神は手を振り上げた。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「や・・やめっ!うわあああーーーー!!ご、ごめんなさーーーいいいっっ!!!!」
ようやくサカガミは女神に謝る。
「遅すぎたの。お主が出来る償いは、こうして我に尻を叩かれることだけじゃ」
女神は冷ややかな声で宣告すると、容赦なくお尻を叩く。
「そんなぁぁぁ!許してぇぇぇぇぇ!!!ごめんなさぁぁぁぁいいいいい!!!」
その後、お尻を叩く音と共に、サカガミの悲鳴が響き渡った。


 それからしばらくして、関北各地に奇妙な神像が建立されるようになった。
その神像は怒りの形相の鬼人の女神が、軍服の少年を膝に乗せ、お尻を叩いている姿のもの。
何でも関北各地で神像とたがわぬ光景を夢に見る人が続出し、夢の中でその光景を像として建立するようお告げを受けたという。
なお、関北軍は像の建立を禁止しようとしたが、実施しようとすると、必ず関係者に不幸が起こるため、苦々しく思いながらも、建立をやめさせることは出来なかった。
また軍や本国の方針も変わり、鬼人達と友好関係を築く方向へと変更されたため、鬼人達の感情を損ねないよう、像の建立は黙認されるようになった。
こうして、かつて鬼人達を虐殺した少年少将は、その恥ずかしい姿を神像として皆に見せ、悪いことをしたらどうなるか、を現地の子供に教える役割を果たしている。
そして、噂によれば、少年は未だに許してもらえず、数十年経過した今の時代も、女神の膝の上でお尻を叩かれているらしい・・・・。


 ―完―

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