マチュアの受難(ルガール/マチュア、KOFより)



(KOFを題材にした二次創作です。時雨三世様のGRORY GROUNDとリンクしています。許容できる方のみご覧下さい)


 日本と中国に近い公海域を航行する巨大な空母ブラックノア。
その執務室に、持ち主であるルガール・バーンシュタインの姿があった。
傍らには、秘書であるマチュアの姿もある。
マチュアはスケジュール表を片手に、今週の取引や商談の予定を主人に説明している。
 「明日、中継基地用の島にて日本の芹沢組組長との商談がAM10:00より入っております・・・」
「明日か・・。ならばもう島には入っているな?」
「はい。先ほど島の管理者に確認したところ、既に部下やボディーガードらと共に入島しております。接待役の者らが対応しております」
「そうか・・。芹沢組は日本での重要な取引相手だ。粗相のないように丁重にもてなすのだ」
「はっ。承知しております」
「ならばよい。そういえば・・同じ日にチャイニーズマフィアとの取引も入っていたはずだな?」
「はい。現在、芹沢組と対立・抗争関係にある組織です」
「わかっているだろうが・・くれぐれも芹沢組との間でトラブルが起こるようなことが無いようにするのだ」
「それも承知しております」
「ならばよい。任せたぞ・・」


 当日・・・・ルガール所有の島・・。
島の一等地にある大きなホテル。
商談用の応接室へと向かう廊下に、その男の姿があった。
男は日本人で、岩のようにがっしりした身体を和服に包んでいる。
その傍らでは、スーツ姿の男が秘書のように控えていた。
和服の男は芹沢鴨継(せりざわかもつぐ)。
日本屈指の広域暴力団・芹沢組の組長である。
傍らに控えているスーツの男は、組織のナンバー2である新見錦助(にいみきんすけ)だった。
ボディーガード役の組員達に取り囲まれながら、芹沢と新見は、応接室へと向かってゆく。
ボディーガード達は言うまでもなく、芹沢らも、廊下を進みながら、油断なく周囲を見回す。
裏社会の住人である彼らにとって、裏切りや騙し討ちは日常茶飯事。
また、ここには対立組織も取引に訪れている可能性もある。
もしもに備え、一行は警戒しながら、目的の場所へと進んでゆく。
やがて、T字路へとさしかかった、そのときだった。
 まさに曲がろうとしたそのとき、向かうの廊下から、やってくる一団の姿があった。
「あいつら・・!?」
護衛役の組員、そして新見の表情が険しくなる。
芹沢達の前に現れたのは、中国系の男達。
彼らはいわゆるチャイニーズマフィア。
それも、芹沢組と対立関係にある組織だった。
 「貴様ら・・・。どこに行くつもりだ?」
「貴様らに答える義理など無い。どけ!」
芹沢組、チャイニーズマフィア、双方とも喧嘩腰な態度で、相手に言う。
 「そうはいかん。貴様らに・・邪魔をされるわけにはいかんのでな・・・。それに・・貴様ら相手に引いたとなれば・・・極道商売は終わりなんでな・・!!」
「そいつは・・こっちの台詞だ!?」
芹沢組、マフィア双方とも、拳を構える。
トラブルを予防するため、入島する際に、武器類は全て取り上げられているからだ。
やがて、双方から雄たけびのような声が上がる。
直後、互いに相手目がけ、襲いかかっていった。


 「あら・・・!?」
商談の予定を確認していたマチュアは、一瞬目を疑う。
芹沢組と対立組織のチャイニーズマフィアが、同じ時刻に入っているからだ。
(まさか・・・そんな・・・)
すぐに手を打たねば大変なことになりかねない。
机上の電話を取ろうとした、まさにそのときだった。
 「た、大変です!!??」
乱暴にドアが開くと同時に、息せき切って、部下が駆け込んできた。
「どうしたのかしら?」
冷静な口調で尋ねるマチュアだが、本人も気が気ではない。
「いいい、一大事です!?芹沢組とチャイニーズマフィアが、廊下で大喧嘩しています!!」
部下の報告に、マチュアが目の前が一瞬真っ暗になる。
だが、すぐに我に返る。
「武装兵を至急集めなさい!ルガール様にもすぐに報告を!!」
マチュアは部下に命令を下す。
そして、部下の後を追うように、部屋を後にした。


 武装兵と共に駆けつけたマチュアの目の前には、地獄絵図が広がっていた。
廊下の至るところに、チャイニーズマフィア達の遺体が転がっている。
対して、芹沢組側は、負傷した者はいるものの、全員が生きていた。
 「や・・やへ・・やへれく・・!?」
必死に命乞いをするチャイニーズマフィア側の頭目を、芹沢は頭を踏みつけたまま、冷ややかな目で見下ろす。
直後、何のためらいもなく、それこそハエや蚊をハエ叩きで潰すように、男の頭を踏み砕いた。
その周囲でも、新見やその他の部下達が、次々とマフィア側に素手で止めを刺している。
 「何をしているの!?やめなさい!!」
武装兵達を背後に控え、マチュアが命令する。
そんなマチュアに対し、芹沢が振り向く。
「貴様・・・。ルガールの秘書だな?」
「ええ。それがどうかしましたかしら?」
芹沢の身体から発せられる怒気と殺気に、マチュアは背筋が寒くなりそうになる。
「ルガールに伝えろ。取引は・・キャンセルだ。おい、貴様ら。帰るぞ」
芹沢はそう言い捨てると、マチュアたちに背を向け、部下達と共に立ち去ってゆく。
マチュアは声をかけようとしたが、芹沢の怒気と殺気に、完全に気圧されてしまう。
そのまま、呆然と去りゆく芹沢一行を見送ることしか出来なかった・・・。


 一時間後・・・・。
執務室に呼び出されたマチュアは、ルガールの全身から、怒気がキャンプファイヤーのように噴き出しているのを察する。
 「何故、呼ばれたか、わかっているな?」
「はい・・!芹沢組との取引の件ですね・・!?」
「さすがにわかっているか・・。一体、どういうつもりだ?対立組織同士をバッティングさせるなど・・!?」
怒りがにじみ出ている口調で、ルガールは尋ねる。
 「も・・・申し訳ございません!?て・・手違いを・・してしまいました・・!?」
「『手違い』?それで済むと思っているのか?重要な商談が、台無しになったのだぞ?」
「本当に・・申し訳ございません!!どのような・・処分も・・お受け・・いたします!!」
「よい覚悟だ・・。ふぅむ・・どうしてやろうか・・」
ルガールは考え込む素振りを見せる。
そんな主の様子を、マチュアは緊張した面持ちで伺う。
 「ふむ・・。良いことを思いついた・・。マチュア・・」
「は・・はい・・!?」
ルガールの微笑に、マチュアは緊迫する。
「自分でズボンを降ろして・・尻を出せ。そして・・私の膝の上に来るのだ」
「な・・何故・・そのようなことを?」
マチュアは恐る恐る尋ねる。
嫌な予感がこれでもかとする。
そして、その予感は最悪な形で当たった。
「何故だと?今から君の尻をたっぷり叩いてやるからだ」
「そんな・・!?まさか・・・本気なのですか!?」
マチュアは思わず言う。
まさか、そんな子供のような罰だとは思わなかったからだ。
 「私が冗談を言うと思うか?それとも・・・剥製にされたいか?」
笑顔で言うルガールに、マチュアはゾッとする。
ルガールには倒した相手を、男ならば銅像に、女性ならば剥製にする、という猟奇的な趣味があるのを知っているからだ。
だから、本気で剥製にしかねない。
そんなおぞましい目に遭うくらいなら、自分のお尻を差し出す方がまだマシだった。
 「わ・・わかりました・・!?お、仰るとおりに・・いたします・・!!」
マチュアは言われた通り、自分でズボンを降ろす。
そして、下半身は下着のみの姿になると、主のそばへと行く。
 「さて・・・。まず、最初に自分で仕置きのお願いをするのだ。『どうか、ミスをした私の尻を叩いて下さい』とな」
「そんな・・・!?」
あまりに恥ずかしい命令に、マチュアは拒否しそうになる。
だが、ルガールの身体から発せられる殺気に、その言葉も立ち消える。
「ル、ルガール様・・!ど・・どうか・・ミスをした・・わ、私の・・お尻を・・た・・叩いて・・下さい・・!!」
マチュアは恥辱に顔を赤らめながら、命令通りにする。
「いいだろう・・。では・・膝に乗れ」
「は・・はい・・!?」
マチュアはおずおずと、膝に乗る。
 「ふふ・・。無様だな。30近くになって、幼稚園児のように尻を叩かれることになるとはな」
「ル、ルガール様が・・させているのでは・・ないですか・・!?」
「君がミスをしたからだろう。フフ・・では、行くぞ」
ルガールはそういうと、ゆっくりと手を振り上げた。


 バシィーーーーンンンッッッ!!!
「くうううっっっ!!」
強烈な打撃に、思わずマチュアは苦痛の声を漏らす。
 バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!
「う・・!うぅ・・!あ・・!う・・!あ・・!」
ゆっくりと、重い一撃が、着実にマチュアの成熟したお尻を捉える。
下着の上からにも関わらず、赤い手形が刻みつけられ、幾重にも重なって、お尻を赤く染めてゆく。
 バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!
「全く・・。無様な姿だな・・・」
お尻を叩きながら、ルガールは言葉でも秘書を責め始める。
 バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!
「ううっ・・!ああっ!あっ!きゃああ!ああっ!うっ!ああっ!!」
お尻に与えられる耐えがたい苦痛に、マチュアは悲鳴を上げる。
 バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!
「幼児のように尻を叩かれ、子供の用に悲鳴を上げるとはな。恥ずかしく無いのか?」
「うう・・!?ル、ルガール様が・・なさったのでは・・ない・・ですか・・!?」
マチュアは思わず主人に抗議する。
「君が組織に損害を与えるミスをしたからだろう?せいぜい、反省するがいい」
バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!
「きゃああ!ル、ルガール様!?も・・もう・・お許し・・下さい・・!!」
マチュアは目尻に涙を浮かべながら、懇願する。
既にお尻はサルのように真っ赤に染め上がっていた。
「許す?何を言っているのだ?組織が受けた損失は大きいぞ。この程度で済むと思ったら、大間違いだ」
バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!バチンッ!
ルガールはさらにマチュアのお尻を叩く。
「いやぁぁぁぁあ!!!だ・・誰か・・きゃあああああ!!!」
その後、長い長い間、マチュアの悲鳴と、お尻を叩く音とが、執務室に響いていた・・・。


 ―完―

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