悪魔少年の屈辱(BL・R-18)


(BL・R-18要素ありです。許容できる方のみご覧下さい)


 ネオンが煌めき、様々な店の看板や軒先が立ち並ぶ、夜の歓楽街。
客引きらが懸命に、道行く客が店に連れてゆこうとしたり、或いは好色そうな男達が、店を物色して、通りをウロウロしている。
そんな歓楽街の一角に、その店はあった。
 角とコウモリの翼、先端が尖った尻尾が生えた、いわゆる悪魔の姿をした美女と少年がお出迎えしている看板には『イメージクラブ セブンシンズ(七つの大罪)』と店名が書かれている。
店先では、悪魔のコスプレをした美女と美男の店員が道行く客に声をかけている。
店内では、悪魔を中心に、様々なモンスターのコスプレをした店員達が、客にサービスを行っていた。
この店は悪魔(をはじめとした、人型モンスター)とのプレイを売りにしたイメクラ。
ゲームやアニメ好きの客を中心に、売り上げや勢力をジワジワと伸ばしていた。
 「いらっしゃいませー!おや・・!?小野(おの)様・・!?」
現れた男性客の姿に、受付係は嬉しそうな表情になる。
上得意の客だったからだ。
 「お待ちしておりました。お相手は・・・バイオレットでよろしいでしょうか?」
「聞くまでもないだろう?早く・・案内してくれ!!」
受付係に、小野と呼ばれた客は、一秒も待ちきれないといった態度で命令する。
「これは失礼いたしました。おーい!バイオレット君ご指名!7番のプレイルームへ小野様をご案内してくれ!!」
受付係の呼び声と共に、案内係が、小野をプレイルームへと案内する。
 「おやおや?随分と遅かったじゃないか。ミスター・オノ・・・」
客に対するとは思えない、傲慢な態度で、バイオレットは小野に接する。
その源氏名の通り、バイオレットは青みがかった紫色の髪と、同色の切れ長の瞳の持ち主。
15歳前後の少年の風貌ながら、貴族のような高貴さと凛々しさを感じさせる面立ちをしている。
少年らしい成長途上の、薄い滑らかな胸や腹を惜しげもなく露わにし、スリットを入れた腰布の間から見える足も、少年ならではの整った形と色気をあらわにしている。
本物かと見まがいそうな精巧な角や翼、動く尻尾が、バイオレットの背徳的な色香をさらに強めていた。
 「私も忙しい身なのでね・・。それより・・・」
小野は興奮を抑えかねた声と表情で言う。
「ん~?どうしようかな~?そうやってはしたなくがっつかれると、興ざめしちゃうなぁ」
「お・・おぃ!?私は客だぞ!?」
「おやぁ?もう、そんなに興奮してるんだ」
バイオレットは客の股間を見つめ、からかうように言う。
 「ふふ・・。そうだ。じゃあ・・今日はこうしてあげようかなぁ」
微笑を浮かべると、バイオレットはエナメル製のブーツを履いた足で、小野の股間を踏みつける。
「う・・!?何をす・・あう!?ああう・・!?」
「おやおや?男の象徴を踏まれて、感じてるのかなぁ?」
「何を馬鹿・・あう・・!う・・!?」
否定しようとする小野だが、バイオレットの足での巧みな刺激に、小野自身はズボンの下でよりそそり立ち、硬直する。
「く・・!あ・・あっ・・ああーーっっ!!」
ついに、ズボンの中で、小野は自らの欲望を放出してしまった。
 「おやおや?これくらいの我慢も出来ないでお漏らしなんて・・はしたないなぁ。大人の癖に、恥ずかしく無いのかな?」
「お・・お前が・・したのだろう!?」
「そんなに僕としたかったんだね。しかた無いなぁ。がっつくはしたないのはあまり好きじゃないけど・・させてあげるよ」
みっともない姿をさらした客に、ようやくバイオレットは言う。
今にも襲いかかりそうな小野を、わざと待たせているのか、ゆったりとしたしぐさで、バイオレットは腰布や下着を降ろす。
そして、少年らしい小ぶりで整った形のお尻を、小野に向ける。
 「さぁ・・・。お望みのモノだよ。ほら、どうしたいのかな?」
お尻を淫らに振りながら、バイオレットは挑発する。
直後、有無を言わせず、小野はバイオレットに背後から覆いかぶさっていた。


 「ありがとうございましたー!またのお越しをー!!」
店員に見送られ、小野は店を後にする。
その足取りは、ヨロヨロとしており、今にも倒れそうな感じだ。
顔も頬がこけている。
しかし、その表情は呆けたようで、目もどこか焦点があっていない。
 (今日も・・スゴかった・・)
バイオレットとの行為を思い返し、小野はそう呟く。
(とても・・この世のモノとは思えない・・快感だった・・!!)
小野はスケベ親父のような表情を浮かべる。
(元々・・男になど興味は無かった私が・・あんな少年に入れ揚げるとは・・。しかし・・もう・・どうにも押さえられん!?)
小野はバイオレットの顔を思いうかべながら、再び興奮してくる。
あまりにも入れ揚げ、週一、下手すると週に2,3回のペースで通っているのだ。
当然、大金がかかる。
バイオレットに会うために、横領や危ない筋から借金を重ねたりもしていた。
 「ん・・?何だ?お前達は?」
不意に、目の前に現れたスーツ姿の二人組に、小野は怪訝な表情で尋ねる。
「こういうものです。実はちょっとあなたに伺いたいことが・・!?」
二人組の片方が警察手帳を提示した直後、何と小野はナイフで刑事の一人を刺してしまう。
直後、別の刑事が飛び出し、刺されなかったもう一人の刑事と共に、小野の身柄を確保した。


 「なるほどねぇ・・・。それで・・捕まったというわけか・・」
「はい。バイオレット様に貢ぐために、横領等を繰り返していたそうです・・」
「ふふ・・。馬鹿なヤツだなぁ。そんな馬鹿が破滅するのは・・・ふふ、愉快だねぇ」
小野の逮捕の知らせに、バイオレットは罪悪感を示すどころか、ほくそ笑むような笑みを浮かべて言う。
 「全くでございます。卑しい人間風情が、魔族の名門たるバイオレット様と交われるだけでも光栄だと言うものですのに・・・」
バイオレットの言葉に、傍らの男が同意するように言う。
バイオレットは人間ではなく、悪魔。
角も翼も尻尾も、業務用のコスプレではなく、本物であった。
なお、この店の所有者はバイオレット。
人間界で活動するための拠点・隠れみのとして、設置したものだ。
ここで金や地位のある人間を自分の虜にし、破滅へと導くという遊びを行っていた。
既に何十人もの人間(そのほとんどが男)が、バイオレットによって破滅し、名誉や財産、時には命まで失っていた。
 「さて・・・今度は誰を破滅させてやろうかなぁ・・・」
バイオレットはまだ破滅していない客のリストを捲りながら、楽しそうに笑みを浮かべていた。
突然、ホールの方がなにやら騒がしくなった。
 「何だ?喧嘩でもあったのか?」
「しばしお待ちを。見てまいります」
そう言い置き、付き人がホールの様子を見に行く。
少しした後、今度は銃声や悲鳴まで聞こえ始めた。
ただ事ではない。
魔族の本能でバイオレットがそう感じた直後、ドアが開き、付き人が戻って来た。
 付き人は小型の拳銃を手にしている。
顔には、殴られた跡もついていた。
「バイオレット様・・!?至急避難して下さい!!」
「どうした?」
「ヤツです!?あの男です・・!?」
付き人の言葉に、バイオレットの表情が変わる。
 「く・・!?嗅ぎつけられたか・・!!」
「すぐにもやって来ます!!早く落ちのびて下さいまし!!」
「やむを得ん・・!?」
悔しそうな表情を浮かべながら、バイオレットが裏口へ向かおうとしたそのときだった。
 突然、ドアが荒々しい勢いで開く。
直後、ゆっくりと大きな人影が現れた。
人影の正体は背の高い、体格の良い男。
片目に黒い眼帯をしており、さながら、時代劇でお馴染みの片目の大剣豪を思わせる風貌をしている。
 「また貴様か・・!?カズヨシ・チバ・・!!」
バイオレットは憎しみに満ちた表情で呟く。
千葉一厳(ちばかずよし)。
それが目の前の男の名だった。
 「バイオレット・・。貴様・・・性懲りもなく悪さを働いておるか・・!?」
千葉○一を思わせる力強い声で、一厳は言う。
一厳は魔物ハンターとでもいうべき存在。
人に害をなす魔物を退治することを職業としている。
「うるさいなぁ。取るに足らない、卑しい人間風情が、僕のことをあれこれ言わないでくれるかなぁ。ハエみたいにうっとおしいなぁ!!」
バイオレットは人差し指を向けると同時に、指先から紫色のビームを放つ。
同時に、付き人も弾切れになるまで、拳銃をぶっ放す。
対して、千葉は横へステップをするようにうごいてかわす。
かわしながら、床を蹴り、一気に二人の傍まで跳んで間合いを詰める。
直後、千葉の腰から黒い閃光が迸る。
「うっっっ!!!」
鈍いが強烈な痛みと共に、付き人が倒れる。
千葉の手には、刀の形をした、脇差サイズの鉄棒が握られている。
鉄刀(てっとう)或いは兜割(かぶとわり)と呼ばれるもので、捕物や護身用の武器として使われていたものだ。
同じ捕物道具の十手に比べると馴染みが薄いが、かの千葉真一が柳生十兵衛を演じたドラマなどで、使用しているのを見ることが出来る。
 それはさておき、千葉は兜割をバイオレットに突きつける。
「どうする?手下はもう戦えんぞ?」
「寝言は言わないでもらおうか!」
その言葉と共に、先端が大きな鋭い刃と化した尻尾が襲いかかる。
千葉は後ろへ引いて攻撃をかわし、右半身になって兜割を構える。
対して、バイオレットも、尻尾と両手を構える。
両手も魔力で両刃の刃と化していた。
 「うぉぉぉぉ!!!!」
千葉に向かって踏み込みながら、両手と尻尾を、目にもとまらぬ速さで立て続けに繰り出す。
千葉はそれを全て兜割で受け流す。
受け流しながら、千葉は反撃に移り、バイオレットのみぞおちへ、兜割の先端を突き入れた。
「う・・・!?くそぉ・・!?」
屈辱に顔を歪めながら、バイオレットは床へ崩れ落ちる。
同時に、千葉は魔力を封じる効果がある手錠で拘束してしまう。
 「くそ・・!?殺すがいい・・!!」
「いや・・殺しはせぬ」
「どういう・・ことだ・・!?」
バイオレットは怪訝な表情を浮かべる。
今まで、バイオレットの知る限り、千葉に対峙した悪魔やその他の魔物たちは、消滅させられていたからだ。
 「ある筋からの要望でな・・。お前は殺さず・・だが、殺された方が良かった、と思えるような屈辱を与えて制裁してくれ、とな」
「何だと・・!?おぃ!?何をする!?」
千葉の膝の上に乗せられ、お尻をむき出しにされそうになり、バイオレットは慌てる。
「言ったはずだ。屈辱を与えて制裁する、と。お前のその姿にふさわしい仕置きをしてやろう」
そういうと、千葉は膝の上に乗せたバイオレットをしっかりと押さえつける。
同時に、もう片方の手を思いきり振りかぶった。


 バッシィィ―――ンンッッ!!!
「!!!!!!」
骨盤が砕けるかと思うほどの衝撃に、バイオレットは思わず背をのけ反らせる。
 「どうした?痛いか?」
「ば・・馬鹿を言うな!卑しい人間風情の一撃など・・痛くも痒くもない!!」
千葉の言葉に、バイオレットはそう言い返す。
「そうか・・。素直に認めるとは思わなんだがな」
そういうと、再び千葉は平手を振り下ろし始める。
 バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「・・・!・・・!・・・!・・・!・・・!・・・!」
鍛え抜かれた力強い手が、バイオレットのお尻に容赦なく襲いかかる。
一打ごとに、バイオレットの身体が強ばり、苦悶の表情を浮かべそうになる。
バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「・・!・・・!・・っ!・・!・・・ぁ・・・!・・ぅ・・」
叩かれているうちに、耐えきれなくなってきたのか、少しずつ声が漏れ始める。
 打ごとに、バイオレットの身体が強ばり、苦悶の表情を浮かべそうになる。
バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「・・っ!・・・ぁ・・・ぅ・・・ぁ・・・っ・・・」
(くそお!?何てことだ!?この僕が・・!!こんな・・こんな・・・辱めを・・!?)
バイオレットは屈辱に身を震わせる。
悔しさで、思わず目尻に涙が浮かんできた。
 バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「ほぅ、泣いているな。悔しいか?」
「く・・!?聞くまでも・・無いだろう!?人間風情が!?僕に・・こんなことをして・・ただで済むと・・思っているのか!?」
バイオレットは怒りの表情で振り返り、睨みつける。
 「その言葉、お前に返してやろう。その人間を散々踏みつけにしておいて・・ただで済むと思ったか?お前から見れば下等な生き物でも・・踏みつけにされれば、逆襲するのだ。よく、覚えておけ」
静かに言いながら、千葉は平手打ちを続ける。
バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「くっ!やめ・・やめないか・・!?く・・!?あう・・あっく・・!!」
バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「くっ・・!やめ・・あ・・うう・・!やめ・・やめて・・!?」
とうとう耐えきれなくなったのか、バイオレットの口調が、懇願するものへと変わってゆく。
既にバイオレットのお尻は、万遍なく赤く染まっている。
バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!バシッ!
「ううっ・・!やめっ!いや・・嫌だぁぁ!?も・・もぅ・・・許し・・うわぁぁぁん!!!」
悪魔のプライドをかなぐり捨て、バイオレットは泣きながら、逃げ出そうとする。
 「待て。まだまだ、終わってはおらんぞ?」
「い、嫌だぁ!?も・・もぅ、許してぇぇぇ!!」
「そうはいかんな。これからが、本番だ」
「そ・・そんなっっ!!」
思わず絶望の表情を浮かべるバイオレットを尻目に、無情にも平手が振り下ろされ続ける。
その後、長い長い間、バイオレットの悲鳴とお尻を叩く音が響いていた・・・。


 数日後・・魔界・・。
「く・・くそおっっ!!??」
ベッドにうつ伏せになった姿で、バイオレットは屈辱に打ち震えていた。
お尻は倍近くに腫れ上がっており、まだ腫れも痛みも引いていない。
(この僕が・・人間風情に・・!!あんな・・あんな・・屈辱を・・!?)
思い出すたびに、バイオレットは悔しさがこみ上げてくる。
下等生物である人間に、小さな子供のようにお尻を叩かれ、泣き叫ばされた。
死んだ方がマシと思える屈辱だ。
 (絶対に・・許さんぞ!?必ず・・この屈辱を晴らしてやる!?)
顔を怒りに歪めながら、バイオレットは心にそう誓っていた。


 ―完―

スポンサーサイト

comment

管理者にだけメッセージを送る

プロフィール

山田主水

Author:山田主水
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
FC2カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

FC2投票
無料アクセス解析
FC2ブログランキング

FC2Blog Ranking

検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード