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契遼州物語4(ショタ/ショタ)



 ビシッ!ビシイッ!バシッ!ビシッ!
「う・・!く・・!くぅ・・!う・・!くぅ・・!!」
鞭の音と共に、苦悶の声が、近方の口から洩れる。
近方は上半身うつ伏せに、台に拘束されている。
短パンを降ろされ、むき出しにされたお尻には、痛々しい鞭の跡が、幾重にも刻み込まれている。
中には、血がにじんでいるところもあった。
 ビシッ!ビシイッ!バシッ!ビシッ!バアシィンッ!ビシッ!バアシィンッ!
「く・・!くぅ・・・!うく・・・!うっあ・・・!!」
容赦なく近方のお尻に鞭が叩きつけられ、蚯蚓腫れをさらに増やしてゆく。
「どうだ!!どうだ!!もっと・・もっと苦しめ!!このっ!!このおっっ!!」
憎しみに彩られた声が、近方のお尻へ、容赦ない鞭の雨を降らせる。
フード付きの長いマントで、身体を覆っているため、近方と同程度の身長であることしかわからない。
 ビシッ!ビシイッ!バシッ!ビシッ!バアシィンッ!ビシッ!バアシィンッ!ビシッ!ビシイッ!バシッ!ビシッ!バアシィンッ!ビシッ!バアシィンッ!ビシッ!ビシイッ!バシッ!ビシッ!バアシィンッ!ビシッ!バアシィンッ!
「どうだ?辛いか?苦しいか?慈悲を乞うなら・・・楽にしてやるぞ?」
一旦、鞭を振るう手を止めると、優越感に満ちた声で、マントの人物は、近方に問いかける。
 「く・・・!貴様のような輩に・・屈服など・・せん!!」
近方は、気丈にも、拷問者を睨みつける。
「く・・!イチイチ癇に障る・・・!!これでもかっ!!これでもか!!」
ビシッ!ビシビシビシッ!ビシビシビシッ!!ビシビシビシッ!!ビシビシビシッ!!ビシビシビシッ!!ビシビシビシッ!!
マントの人物は怒りに燃え、近方のお尻に、鞭の雨を降らせる。
鞭は容赦なく肌を切り裂き、近方のお尻を血に赤く染める。
近方は、必死に声を押し殺し、鞭の嵐に耐える。
だが、幾ら打たれても、近方が屈服する様子は見られない。
 「く・・!!強情な・・奴だな・・!!」
マントの人物は、鞭を投げ捨てながら、苛立ちの声で、呟く。
「まぁいい・・!後で・・もっと締め上げてやる!!せいぜい・・楽しみにしているがいい!!」
吐き捨てるような声で言うと、マントの人物は、部屋を後にする。
後には、お尻を真っ赤に染められ、疲れ果てた近方が残された。


 「くそ・・・・!!」
苛立ちと共に、拷問者はフード付きマントを、ベッドに叩きつけるように脱ぎ捨てる。
マントの下から現れたのは、近方と同年代の少年。
黒を基調にした、コート状の軍服とヴェスト・軍帽が、軍人であることを示していた。
金色の髪に赤い瞳が、北方の大帝国の出身であることを示していた。
 少年の名はユーリ・アレクサンダー。
契遼州の北方に位置するルース帝国の出身である。
ルース帝国も、契遼州に、自国の開拓地を持っている。
その開拓地駐屯軍に、少年ながら指揮官の一人として、所属している。
 「近方め・・!!あれだけ痛めつけても・・泣き叫びもしないとは・・!!相変わらず癇に障る・・・やつだ!!」
ユーリは怒りに、表情を歪める。
以前、ユーリは、扶桑国の開拓地を混乱させるため、工作員を送り込んだ。
しかし、送り込まれた工作員は、近方の手により悉く検挙され、作戦は失敗に終わった。
そのことで、近方に対して恨みを抱くようになった。
 その恨みを晴らすため、ユーリは息のかかった馬賊達を使い、近方を誘拐した。
そして、扶桑国開拓地内に設けられた隠れ家に監禁し、恨みを晴らすために、責め抜いていた。
 (く・・!!一休みしたら・・今度は血まみれになるまで、尻を鞭打ってやる!!)
苛立ちの炎を燃やしながら、心の中で、そんなことをユーリが呟いていたときだった。
 不意に、ドアをノックする音が聞こえて来た。
「誰だ?」
考え事を邪魔され、不機嫌な声でユーリは尋ねる。
 「えへへ、俺ですよ、ユーリの旦那、ごきげんよう」
そう言葉をかけながら、露天商のなりをした男が現れる。
男は、ユーリの息がかかった馬賊団の頭目。
この男の一味に、近方を誘拐させ、ここに監禁したのである。
 「どういうつもりだ?しばらく、ここには顔を出すな、と言っておいたはずだぞ?」
男の姿に、ユーリは不機嫌な表情を浮かべる。
扶桑国側に自分達の犯行がばれないよう、しばらく出入り禁止にしたはずだからだ。
 「へへ、ソレはわかってます。ちょっとだけ、時間を割いてもらえればいいんで。そうしたら、すぐ退散しますわ」
「なら、手短に済ませろ。何の用だ?」
「へえ。実は・・・この間の近方の件ですがね・・。もう少し、報酬上乗せして欲しいんですがねぇ」
「貴様・・・。いい度胸だな?」
ユーリは目が笑っていない笑みを浮かべる。
 「いえね、あっしは構わないんですよ。ただね、あっし達も、無傷ってワケにはいきませんでしたんでねぇ。何せ・・あの近方ですからねぇ。あっしも子分達の手前がありますんでねぇ」
「怪我をした分、追加で支払えと?」
「そいつは旦那のお心次第ですけどねぇ。ですが・・ご承知いただけねえとなると・・・。もしかしたら、子分共がお恐れながら・・と扶桑国の奴らに・・・・」
やんわりした態度に、男はさりげなく脅迫を入れる。
「わかった。支払ってやる」
そう言うと、ユーリは引き出しから、何かを取り出す。
取り出したのは、回転式拳銃。
「!!!!」
ユーリの意図を読み取り、とっさに、男は逃げようとする。
身を翻しかけたところで、ユーリの銃口が火を噴く。
 「が・・・!?」
脇腹に銃弾を喰らい、苦悶の声と共に、男は床へ倒れ込んだ。
苦痛に顔を歪め、撃たれた脇腹を押さえつつ、男はドア側へ、這ってゆこうとする。
「誰が逃がすか。この下郎」
ユーリは怒りに歪んだ表情を浮かべながら、男に銃口を向ける。
怒りに任せて、引き金を引くや、男の顔が朱に染まる。
「くそ・・!下賤な盗賊の分際で・・・!!」
ユーリは怒りに任せ、死体と化した男を何度も踏みつける。
ようやく怒りが収まると、ユーリは呼び鈴を鳴らして、部下を呼ぶ。
「こいつをさっさと片付けておけ。目障りだ!!」
部下達が、急いで死体を運び出すと、ユーリは苛立った表情のまま、椅子に腰を降ろす。
 (くそ・・・!!たかが野盗風情が・・!!この鬱憤・・近方にぶつけてやる!!)
そんなことを考えると、ユーリは慌ただしく部屋を飛び出した。


 その少し前・・・。
近方が囚われている部屋の、天井板が、ゆっくりと、静かに動く。
やがて、子供一人が通れるほどの隙間が出来たと思うや、何かが床に落ちるように、飛び出した。
音も立てず、静かに近方の脇に着地すると、それはゆっくりと立ち上がる。
 現れたのは、一人の少年。
天井裏に潜んでいたためか、着ている労働着が、所々汚れている。
「すみません、駆け付けるのが遅れてしまいまして」
少年は、現地民の言葉で、近方に謝る。
現地民の密偵である。
 「いや。構わん。拘束を外してくれるか?」
「了解です」
少年密偵は、そう返事をすると、拘束を外しにかかる。
慣れた手つきで、あっという間に、近方の手足を自由にした。
 「すまんな」
「いえ。これくらい。あと・・取り上げられた軍刀もこちらに」
そう言うと、密偵は近方に軍刀を手渡す。
 「突入の用意は出来ているか?」
軍刀を受け取ると、近方は密偵に尋ねる。
「はい。あと、1,2分で突入します」
「よし。ならば・・行くぞ!!」
近方は軍刀を抜き放つと共に、部屋を飛び出す。
密偵も、回転式拳銃を構え、後に続いていった。


 「何だ!?何の騒ぎだ!?」
近方に鬱憤を晴らそうと部屋を出たところで、ユーリは部下達が慌ただしい様子なのに気づく。
「一大事です!!ここが扶桑国治安隊の奴らに嗅ぎつけられました!!」
「何だと!?どういうことだ!!」
部下の報告に、ユーリは思わず叫ぶように言う。
「何故かはわかりません!!ですが、奴らに嗅ぎつけられたのは確かです!!既に、治安隊が突入してきています!!」
「この馬鹿!?だったら応戦しろ!!」
ユーリはカッとなって、部下の顔面を拳銃で殴りつける。
 「は・・!!す、すみません!!」
「ボヤボヤするな!!さっさと行けっっ!!」
ユーリの剣幕に押され、部下は慌ててその場を去る。
 (こうしてはいられん!!早く脱出せねば!!)
ユーリは慌ただしく、走り出す。
目指したのは隠し通路。
こういう時の為に、脱出用に用意しておいたものだ。
やがて、通路の入り口にたどり着く。
扉を見つけ、ユーリの表情には、安堵が浮かぶ。
だが、すぐに、その表情は絶望に変わった。
 「ユーリ・アレクサンダー!!逃がしはせぬぞ!!」
軍刀を構えた姿で、近方はドアの前に立ちはだかる。
「く・・!!どけっっ!!」
ユーリはカッとなり、引き金を引く。
銃口が火を噴くと同時に、近方目がけ、銃弾が襲いかかる。
近方は軍刀を一閃する。
直後、甲高い音と共に、銃弾が叩き落された。
ユーリはすかさず、二発目を発砲しようとする。
だが、それより先に、近方が一気に間合いを詰める。
直後、鈍い衝撃をみぞおちに感じると共に、ユーリはゆっくりと、膝から崩れ落ちた。


 バアシィーンッッ!!
「うわあああ!!や、やめろおおお!!馬鹿者がぁぁああ!!!」
肌を打つ音と共に、ユーリの怒りの声が響き渡る。
ユーリは軍服の短パンを降ろされ、お尻を丸出しにされた姿で、近方の膝の上に乗せられている。
 パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!
「やめろ、ではない。人のことを逆恨みした上に、誘拐・暴行など・・。恥を知るがよい」
ユーリのお尻を叩きながら、近方はお説教をする。
 パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!
「う、うるさい!!僕は、自分の仕事をしていただけだぁぁあ!!それを・・お前が邪魔するからだっっ!!」
「自分の仕事をしているのは、お前だけではない。私も・・己の仕事をしたまでだ」
平手を振り下ろしながら、近方はユーリにそう言う。
 パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!
「やめろっ!ひいいんっ!痛ああっ!やめろっ!くううっ!僕にこんなことし・・ひいいいっ!!ぎゃあああ!!やめてっ!ひいいっ!やめてぇぇぇ!!痛あああいいい!!」
ユーリは耐えきれなくなり、泣きはじめる。
パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!パシンッ!パァンッ!ピシャンッ!パァンッ!パアシィンッ!ピシャンッ!
「きゃああ!ひぃぃぃ!いやっ!いやぁぁぁ!痛ああああ!!」
その後、小一時間に渡り、ユーリへのお仕置きは続いた。
ようやくユーリが解放されたときには、ユーリのお尻は猿のように、真っ赤に染め上がっていた・・・。


 その後・・・・。
「997・・・998・・999・・1000っっ!!」
1000を数える声と共に、軍刀がピタリと止まる。
直後、近方は苦痛に顔を歪め、思わずお尻をさする。
 (やはり・・。まだ、痛いか・・・)
お尻に感じる鈍い痛みに、近方は思わず歯噛みする。
監禁されている間、ほぼ毎日、お尻を鞭打たれていた。
救出されてまだ数日、お尻の傷は、とても全快には程遠い。
(だが・・こんな痛みなどには負けておられぬ!!)
近方はキッと宙を見つめる。
そして、再び軍刀を振り始めた。


 「く・・!?こんなに・・なってる・・!!」
鏡に映るお尻を見つめながら、ユーリは怒りに表情を歪める。
未だに腫れが引かないため、お尻は赤みが残っている。
 (くそ・・・!!僕の作戦を邪魔した挙句に・・こんな屈辱まで・・!!)
自身の所業を棚に上げ、ユーリは屈辱と怒りの炎を燃え上がらせる。
(覚えていろ・・!!次こそ・・・永遠に尻打ち奴隷にしてやるからな!!)
近方の顔を思い浮かべ、憎悪の炎を燃やしながら、ユーリはそう決意していた。


 ―完―

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