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悪魔姫の祝杯



 魔界・・・悪魔や鬼をはじめとする、様々な魔物たちが暮らす世界・・・。
辺境の、とある岩山の中腹にそびえる石造りの館。
その大広間に、この地の支配者たちが集まっていた。
 いずれも屈強な体格をした大男。
ただし、首から上は、虎や狼、熊といった肉食の猛獣。
彼らは猛獣系獣人族の族長たち。
虎の族長を盟主として、この山を含む周辺の山岳地帯を領土として、支配していた。
 彼らは、一様に不機嫌な表情を浮かべている。
その原因は、卓上の地図にあった。
地図は彼ら獣人族の領地のもの。
領内の村が詳細に書かれており、それぞれ、赤もしくは黒のチェスの駒が置いてある。
黒の駒は彼ら族長たちの支配下にあることを、赤い駒は敵の支配下に入ったことを示している。
地図の上では、赤い駒の方が9割を占めている。
 「ったく・・どういうことだ!?」
明らかに敵方に圧倒されている状況に、虎族長は怒りをあらわにする。
「貴様ら!!何をしていた!?何故、こんなにも奴らに攻め取られてるんだ!!」
「す、すまん・・。あっという間に調略の手が伸びておったようでな・・・」
「気づいた時には・・・多くの村が寝返っておったわ・・。敵方にな・・」
仲間の他の族長たちの弁解に、虎族長の苛立ちはさらに募る。
 「馬鹿者があああ!!!それで済むかあああ!!どう見ても囲まれてるだろうがああ!!貴様ら俺を殺す気かああああ!!!!」
怒りのあまり、虎族長は声を荒げ、テーブルに激しく拳を叩きつける。
敵方に入った村は、どれも族長たちの館や砦をしっかりと包囲した状態になっている。
特に、今彼らがいる虎族長の館は、水も漏らさぬ包囲陣が敷かれていた。
もはや逃げることは叶わない。
 「くそ!くそくそくそくそくそ!!どうすりゃあいいんだ!!」
「こうなったら・・・もはや降参し・・・ごぼおっ!!」
隣にいた熊族長の顔面に、虎族長の鉄拳が叩き込まれる。
 「馬鹿野郎!!今さら降参できるか!?」
「し・・しかし・・・」
族長たちがそんな会話を交わしていたときだった。
 突然、広間のドアが乱暴に開かれる。
と同時に、鎧や槍などの武器で武装した悪魔たちが突入してきた。
全員、女である。
「き、貴様ら・・!?」
族長たちは表情をこわばらせる。
この女悪魔たちこそ、今まさに彼らの領土を攻めている敵だったからだ。
 「ふふふ、全員、揃っていますわねぇ。おあつらえ向きですわ」
女達の中から、隊長らしき悪魔が現れる。
眼鏡が似合う、いかにも頭脳派といった感じの、女だった。
「殺してはなりません。生かして捕えるのです!!後のお楽しみがありますからね」
「ふざけるな!!」
隊長の言葉に、族長たちは激高し、剣を抜き放って打ちかかる。
族長たちが悪魔達にあと一歩で切っ先が届きそうな距離まで近づいたそのとき、足元が突然、光り出す。
族長たちはハッとして、足元を見やる。
いつの間にか、足元に魔法陣が発動していたのだ。
族長たちが気づいた時には、魔法陣から現れた太く頑丈な鉄鎖により、全員、拘束されていた。
 「何の策も無く、無謀に踏み込むような愚かな真似はいたしませんわ。あなた達のような脳筋とは違ってね」
隊長の女悪魔は皮肉の籠った笑みを浮かべて、族長たちに言う。
「ふふ・・。では、参りましょう。あなた達には、今夜の宴のゲストを勤めてもらわなくてはね」
ゾッとする笑みを浮かべて、隊長は言う。
その笑みに、拘束された族長たちは、悪い予感しかしなかった。


 その夜・・・・。
悪魔軍の陣地に設置された、仮設の闘技場。
その中に、族長たちの姿があった。
族長たちはそれぞれ、鎧や剣・槍などを身に着けて、武装している。
その前には、一人の女悪魔が立ちはだかっていた。
 女悪魔は、外見的には20代後半くらい。
燃え盛る炎のような見事な赤色の長髪に、見事な褐色の肌に、均整の取れた身体の持ち主。
ビキニ風の黒いブラとハイレグ・Tバック式のきわどいパンツに、黒いロングコートといった格好が、より煽情性を高めていた。
彼女こそ、悪魔軍の総帥にして魔王の娘たる悪魔姫・レティッツイアであった。
 「どうした?わらわがそんなに恐ろしいのか?」
レティッツイアは無防備な体勢で、族長たちに言う。
露骨に嘲弄の籠った声に、族長たちは怒りの声を上げ、一斉に打ちかかる。
レティッツイアは最初に襲ってきた族長の剣をかわすと、相手に接近し、族長の顔に手をかざす。
姫の手が光ったと思うや、光が爆発し、族長の頭はキレイに吹き飛んでいた。
 「さぁ・・・。次は誰から死にたい?」
美しいがゾッとする笑みを浮かべて、レティッツイアは問いかける。
「い、一斉にかかれ!!幾らヤツが強くても、数で押せば!!」
虎の族長の声と共に、残りの族長が、悪魔姫めがけ、一斉に襲いかかる。
 「無駄じゃ。愚か者共めが・・・・」
レティッツイアは嘲弄の笑みを浮かべる。
直後、背中に生えている、六枚の大きな蝙蝠羽が、巨大な鎌に変わる。
同時に、鎌が残りの族長たちに、まるで蛇のように動いて、襲いかかる。
次の瞬間、族長たちは全員、バラバラに切り裂かれ、闘技場の地面を自らの血で、朱に染めていた。
 「皆の者!我らに歯向かった愚か者共は、それにふさわしい末路を遂げたぞ!!」
レティッツイアの言葉に、観客の兵士達から歓声が上がる。
「さて・・・。座興は終わった。いよいよ・・・これより・・勝利の祝杯の儀を執り行う!!今回の儀の参加資格者は・・・・ルフトハンザ将軍じゃ!!」
歓声と共に、族長たちを捕えた、眼鏡の女悪魔が現れる。
 「ルフトハンザよ・・。見事な手柄じゃ。よくぞ・・・あの愚か者共を捕えた。こたびの勝利は・・・そなたの功績ぞ!!」
「姫様・・!!もったいないお言葉にございます・・!!」
レティッツイアの言葉に、ルフトハンザは感激の表情を浮かべる。
 「よって・・・そなたに最高の栄誉を今日、与える。そなたが・・・祝杯の儀を執り行うがよい!!」
「ああ・・・!!私が・・祝杯の儀を!!喜んで!!」


 一時間後・・・・・。
闘技場の中央、全ての観客席からよく見える位置に、豪奢な椅子に座った、ルフトハンザの姿があった。
そして、その前に、正座したレティッツイアの姿があった。
 「さぁ、レティッツイアちゃん、今回はどんな悪いことしたのかしら?皆に、ちゃんと言いなさい」
ルフトハンザは女主人の顎を上げて、尋ねる。
「は・・はい・・。私は・・先日・・朝・・起きなくてはいけない・・時間なのに・・・寝坊・・して・・しまい・・ました・・。しかも・・・起こしに来た・・兵士に・・・八つ当たりをして・・・怒りに任せて・・・乱暴して・・しまいました・・・」
「まぁ・・。そんな悪い子だったのねぇ。だったら・・・悪い子はどうなるか、わかってるわね?」
「は・・はい・・・。わ、私は・・悪い子・・でした・・。ですから・・皆の前で・・・お尻・・ペンペンの・・お仕置きを・・されます・・。ルフトハンザ様・・。お、お仕置きを・・お願い・・いたし・・ます・・」
「なら・・お膝の上にいらっしゃい」
ルフトハンザの言葉に、レティッツイアは羞恥に顔を赤らめる。
だが、それでも抵抗すること無く、素直に部下の膝の上に、うつ伏せになった。
 「ふふ・・・。良い子ね。でも・・・そう簡単には、許してなんかあげないわよ」
ルフトハンザは笑みを浮かべると、Tバック式の下着を履いたままの主人のお尻を撫で回す。
「あん・・!?」
お尻を撫でられ、思わずレティッツイアは身を震わせる。
 「あら?恥ずかしいのかしら?」
「は・・はい・・!恥ずかしい・・です・・!!」
部下の問いに、悪魔姫は羞恥に顔を赤らめて、答える。
「あなたが悪い子だったからでしょう?さぁ・・皆にお仕置きを見てもらって、しっかり反省するのよ」
そういうと、ルフトハンザはゆっくりと手を振り上げた。


 ビッダァアアアアンンン!!!!
「きゃあああああ!!!!」
思いきりお尻を叩かれる音と共に、レティッツイアの悲鳴が上がる。
 バシッ!バァンッ!ビダァンッ!バアンッ!バアシィンッ!
「きゃあっ!いやっ!痛あっ!痛いっ!やあああん!!」
お尻を叩かれるたび、悪魔姫は、小さな子供のように、悲鳴を上げ、両足をバタつかせる。
 バシッ!バァンッ!ビダァンッ!バアンッ!バアシィンッ!バシッ!バァンッ!ビダァンッ!バアンッ!バアシィンッ!バシッ!バァンッ!ビダァンッ!バアンッ!バアシィンッ!バシッ!バァンッ!ビダァンッ!バアンッ!バアシィンッ!
「『痛いっ!』じゃないでしょっ!!暴れるんじゃありません!!」
悲鳴を上げ、手足をバタつかせる主君を叱りながら、ルフトハンザは容赦なく、お尻を叩き続ける。
 「だ、だってえ・・。お尻・・痛い・・・」
バッチィィンンン!!!
「きゃあああ!!!」
レティッツイアが泣き言を言うや、容赦ない平手打ちが、お尻に襲いかかる。
 「痛いのは当たり前です!!あなたが悪い子だったんだから!!そんな悪い子のうちは、許してあげません!!しっかり、反省しなさい!!」
バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!
ルフトハンザは、無慈悲な平手打ちを、雨あられと、姫のお尻に叩きつける。
悪魔姫のお尻は、赤い手形が幾重にも刻みつけられ、だんだんと赤く染め上がってゆく。
 バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!
「きゃああ!!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!」
お尻を叩かれ、両足を幼児のようにバタつかせながら、レティッツイアは必死に謝る。
バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!
「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!もう、部下に乱暴しませんっ!!寝坊もしませんからっっ!!許してっ!!ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!」
お尻を叩く音が響く中、レティッツイアは必死に許しを乞う。
だが、許されるはずも無く、お尻はどんどん赤く染まっていく。
 「ああ~~~っ!姫様の真っ赤なお尻・・・本当に・・綺麗だわ・・!!」
「あの普段は高慢な姫様が・・子供のようにお仕置きされてるなんて・・・。でも・・可愛いわぁ!!」
「ルフトハンザ様が羨ましい!!私もああして・・姫様をお尻ペンペンしたいわぁ!!」
「それは私よ!!次のいくさでは・・絶対に手柄を立ててやるわ!!」
観客席では、将兵たちのそんな会話が、至るところで繰り広げられている。
 祝杯の儀。
レティッツイア率いる女悪魔軍が、勝利を祝って行う儀式。
その内容は、その日の戦いで、一番の手柄を立てた者から、レティッツイアが公開でお尻叩きのお仕置きをされるというもの。
 普段は高慢なレティッツイアが、小さな子供のように、お尻を叩かれる。
そんな恥ずかしい姿を、自身の将兵たちに見られる。
何とも倒錯的な儀式だが、レティッツイア本人をはじめ、全将兵にとって、戦の後の何よりの楽しみとなっていた。
 バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!バシンッ!!バシンッ!!バチンッ!!ビダンッ!!バアシィンッ!!
「ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!もう二度としませんからあああ!!許してっ!!ごめんなさいっ!!ごめんなさいっ!!」
お尻を叩く音と共に、レティッツイアの悲鳴と『ごめんなさい』が闘技場に響きわたる。
その姿に、観衆は大きな興奮に包まれていた・・・。


 数時間後・・・・・。
「ああ・・!こんなにも・・赤く・・そして・・熱い・・!!」
鏡に映し出された真っ赤に腫れ上がった自らのお尻と、お尻に感じる熱感に、レティッツイアはうっとりした表情を浮かべる。
 (何と・・素晴らしい赤色・・腫れ具合も・・!!思い出すだけで・・また・・興奮しそうだ・・・)
お尻を叩かれていたときのことを思い返し、レティッツイアは密かに興奮を覚える。
高慢で他人を人とも思わない彼女だが、その一方で、お尻を叩かれてお仕置きされることに悦びと興奮を覚える、被虐的な一面も持っていた。
(次のいくさでは誰が私の尻を叩くことになるのか・・楽しみだ)
鏡に映る自分の真っ赤なお尻を見つめながら、悪魔姫はそんなことを考えていた・・。


 ―完―

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