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グリゼルダの初折檻(イース・セルセタの樹海より:アドル/グリゼルダ)



(イース・セルセタの樹海を題材にした二次創作です。許容できる方のみご覧下さい)


セルセタ地方の都市・キャスナン。
総督府内の執務室では、グリゼルダが、山と積まれた書類に、目を通していた。
テキパキと決裁をしてゆくが、また書類が運ばれてくるため、書類の山は中々減らない。
そんな状況でも、グリゼルダが書類の決裁作業をしていたそのときだった。
 不意に総督室のドアがノックされる。
「誰だ?」
グリゼルダは一旦サインの手を止めて、問いかける。
すると、聞き覚えのある若者の声が聞こえてきた。
 「おお、アドルか。入りなさい」
グルゼルダの声に、赤毛の若者が入って来る。
赤毛の若者はアドル・クリスティン。
グリゼルダの依頼を受け、セルセタの樹海での冒険・調査を行っている。
 「調査の進捗はどうだ?」
グリゼルダの問いに、アドルは自分が制作した地図を見せる。
「ふむ・・・。ここまで進んできたか。さすがだな」
アドルの作った地図を見て、グリゼルダは思わず感嘆する。
「見事だ、アドル・クリスティン。では・・今回の報酬だ」
グリゼルダはそういうと、アドルに報酬としてお金と回復アイテムを渡す。
「では・・・また進捗があったら報告に来てくれ。進捗次第では、色々と報酬も用意しよう」
グリゼルダがそういうと、アドルは返事をして、部屋を後にしようとする。
だが、ドアの前でふとアドルは立ち止まった。
 「どうしたのだ?」
こちらを振り向いたアドルに、グリゼルダは思わず尋ねる。
アドルは、グリゼルダに疲れているのではないか、と問いかけた。
 「いや・・・。別に疲れてはいないぞ。どうしてだ?」
グリゼルダの問いに、アドルはグリゼルダが寝不足気味に見えたことを話す。
「ふむ・・そういうことか。確かに会議等で夜遅くなることもあるからな。だが、心配は無用だ。気づかいは感謝する」
グリゼルダの答えに、アドルは引き下がるも、アドルは体を気遣ってしっかり休むなりするようにと、再度グリゼルダに伝える。
「気づかいは受け取っておこう。アドル、君こそ無茶はするでないぞ。では・・私は会議であるので、失礼する」
そういうと、グリゼルダも総督室を後にした。


 数日後・・・・。
(いかん・・・。私としたことが・・・・)
書類と向き合いながら、グルゼルダは猛烈な眠気と疲労感に襲われる。
ここ数日、徹夜での決済や会議が続いており、ろくに眠れていないのだ。
(しかし・・・。私がやらねば・・・)
グリゼルダは気力を奮い起こし、書類の決裁を続ける。
だが、だんだん疲労感は強さを増してくる。
コックリしかけては、グリゼルダは我に返る。
そして書類の決裁を再開するが、またコックリしかける、ということを繰り返す。
(何をしているのだ!?これでセルセタ総督が務まると思っているのか!?)
グリゼルダは自分を叱咤し、業務を続けようとする。
そんなときに、ドアをノックする音が聞こえてきた。
 「何だ?」
グリゼルダの問いに、ドアの向こうからアドルが声をかける。
「ああ、アドルか。入りなさい」
グリゼルダは一旦、手を止めて、アドルを迎え入れる。
「進捗の報告に来たのか。ならば・・見せてくれたまえ」
グリセルダはアドルから地図を受け取ろうと手を伸ばす。
そのとき、グリゼルダの視界がグラつく。
(いかん・・!?)
グリセルダの身体が傾き、机に突っ伏してしまう。
アドルが必死に呼びかける中、グリゼルダはそのまま意識を失った・・・。


 それからさらに数日後・・・・。
アドルが再び総督室を訪れると、執務中のグリゼルダの姿があった。
「アドル、進捗はどうだ?」
グリゼルダの問いに、アドルはいつものように、自分が作成した地図を手渡す。
「ほぅ・・!大分進んだようだな」
地図の進捗振りに、グリゼルダは思わず感嘆する。
 「素晴らしい!この調子で引き続き調査を頼むぞ。今回の報酬を渡そう」
グリゼルダは報酬をアドルに渡す。
そして、グリゼルダはアドルにこう言った。
「アドル、素晴らしい進捗だ。なので・・・特別報酬を用意したい。何か、望みはあるか?」
グリゼルダの問いに、アドルは何でも良いか、と尋ねる。
「うむ。まぁ・・私が出来るものに限られるがな」
その言葉に、アドルは、二人きりで話がしたい。
誰もいない場所に、これから来てくれるか、と尋ねる。
 「二人きりでか?まぁ、別に構わないが・・」
怪訝に思いつつも、グリゼルダはアドルの望み通り、二人で外へ出て行った。


 総督府の庭園内、めったに人が来ない場所へ、グリゼルダはアドルを案内する。
「アドル・クリスティン、話とは何だ?」
グリゼルダが訪ねると、アドルはこの前グリゼルダが倒れたことについてだと、話す。
「ああ。あのことか。すまない、君には迷惑をかけた」
グリゼルダは素直に謝る。
アドルはそれを受け入れ、体調はもう大丈夫なのか、と尋ねる。
「大丈夫だ。もう心配はない」
グリゼルダの答えに、アドルは安堵の表情を見せる。
だが、次の瞬間、アドルは厳しい表情で尋ねる。
きちんと、休みを取っていたのか、ちゃんと寝ていたのか、と。
 「それが・・・業務が忙しくてな・・寝ていなかったのだ・・・」
その答えに、アドルはさらに厳しい表情になる。
自分は、しっかり休んでほしい、そう言ったはずだ。
幾ら忙しいといっても、身体を壊しては元も子もない。
部下の皆にも心配をかけるし、自分だって心配だった。
アドルは厳しいながらも、心情を込めた声で、グリゼルダに言う。
 「そのことは本当にすまなかった。反省している。許してくれ」
グリゼルダは素直にアドルに謝る。
だが、アドルの表情を険しい。
アドルは、本当に反省しているなら、その証を見せてほしい。
それを、特別報酬としてもらいたい、と話す。
 「証・・・。何をすればよいのだ?」
グリゼルダの問いに、アドルは宣告する。
ここで、自分からお尻ペンペンのお仕置きを受けてもらう。
それを、特別報酬としてもらいたいと。
 「な・・何!?」
さすがのグリゼルダも驚く。
まさか、そんな要求をされるとは思ってもいなかったからだ。
 「アドル・・。確かに私が悪かった。そのことについては本当に反省している。だが・・さすがに・・・それだけは・・・・」
思わず弁解するグリゼルダに、アドルは厳しい追及をする。
自分の非を認めているなら、お仕置きも受けるべきだ。
自分だって本当に心配したし、それだけに怒っている。
グリゼルダには、無茶をしてもらいたくない。
厳しいながらもアドルは自身の真情を込めて、グリゼルダに言う。
アドルの気持ちも、グリゼルダもついに観念する。
 「わかった・・・。悪いのは私だ。アドル・クリスティン・・。君からのお仕置きを受けよう。それで・・・許してくれるか?」
グリゼルダの返事に、アドルの表情がやや和らぐ。
アドルは、あぐらの体勢で地面に座ると、グリゼルダに自身の膝の上に来るように言う。
グリゼルダは恥ずかしさをこらえつつ、言われた通り、アドルの膝の上にうつ伏せになる。
 (何故・・・このようなことに・・・!?)
グリゼルダは羞恥で顔を真っ赤にしながら、心の中で呟く。
アドルは右腕でグリゼルダの腰を押さえつけ、左手でグリゼルダのズボンを下着ごと降ろす。
おかげで、グリゼルダの成熟した豊満なお尻があらわになった。
 「うう・・・!?」
さらなる羞恥に、グリゼルダは思わず涙目になる。
アドルはこれからお仕置きを始めると言うと、ゆっくりと手を振り上げた。


 バアッチィィィィンンン!!
「くぅぅぅ・・・!!」
弾けるような音と共に、アドルの平手がグリゼルダのお尻に叩きつけられる。
お尻に鈍い痛みが広がり、思わずグリゼルダは苦痛に表情を歪める。
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
アドルは間髪入れず、グリゼルダのお尻に、立て続けに平手を降らせる。
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
「う・・!くぅ・・・!う・・・!く・・・!う・・・!」
グリゼルダは必死に、アドルからのお尻叩きに耐える。
一打ごとに、グリゼルダのお尻に赤い手形が刻みつけられてゆく。
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
「う・・!ひぃぅ・・!うう・・・!うっく・・!ううっ・・!ううう・・!」
グリゼルダが必死にアドルの平手打ちに耐える中、アドルのお説教が始まる。
アドルは、どうしてちゃんと寝なかったのか、とお尻を叩きながら、厳しい声でグリゼルダに問いかける。
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
バシィンッ!バァンッ!バシンッ!ビダァンッ!バシンッ!バアアンッ!
「くぅ・・!し、仕方・・なかろう・・!!私は・・総督なのだ!!私でなければ・・書類の決裁や会議の決定は出来ぬのだから・・!!」
グリゼルダは目尻に涙を浮かべながら、アドルに弁解する。
その弁解に、アドルは、だったら余計しっかり休まなくちゃダメじゃないか!!とグリゼルダを叱りつける。
同時に、平手打ちのテンポを変える。
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
「い・・!ぎ・・!うぅ・・!あぅあ・・!」
高速連打の平手打ちに、グリゼルダは思わず身をよじる。
あまりの苦痛に、グリゼルダは両足をバタつかせてしまう。
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
アドルは容赦なくグリゼルダのお尻に、平手の嵐を降らせ続ける。
おかげで、グリゼルダのお尻は真っ赤に染まってゆき、さらに赤みを濃くしてゆく。
 バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンッ!バンバンバンバンッ!
「アドル!!わ、私が悪かった!!これからはきちんと休む!!皆に心配をかけるようなことはせぬ!!だから・・もう・・許してくれ!!お、お尻痛いい!!」
グリゼルダは恥も外聞もかなぐり捨て、泣きながらアドルに許しを乞う。
アドルは一旦手を止めて、グリゼルダに問いかける。
 本当に反省したか?ちゃんと休むか?もう心配をかけるようなことはしないと約束するか?反省したなら、ちゃんと『ごめんなさい』出来るか?と。
 「本当に・・反省している!!ちゃんと・・休む!!心配をかけるような真似は・・しないと・・約束する!!ご・・ごめん・・なさい!!」
グリゼルダは顔を真っ赤にし、涙で頬を濡らした姿で、必死に謝り、約束をする。
その姿に、アドルはようやくお尻を叩く手を止めた。


 「うう・・・!?」
アドルの手がグリゼルダのお尻に、優しく薬を塗り込んでゆく。
赤く腫れたお尻に薬が染み入り、グリゼルダは再び涙目になる。
アドルはすっかり優しい笑顔を浮かべ、グリゼルダの頭を撫でる。
 「や・・やめてくれ・・!!私は・・子供ではないぞ・・!!」
ずっと年下の相手から頭を撫でられ、グリゼルダは羞恥に顔を赤くする。
アドルはお尻を出したままのグリゼルダを抱き起し、強く抱擁する。
グリゼルダは年下の相手に抱きしめられる羞恥に顔を赤くしつつ、どこか満更でも無い表情を浮かべていた・・・。


 ―完―

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