レラの奇妙な物語(ナコルル/レラ)
(サムスピを題材にした二次創作です。『出来心とその果て』のその後のお話です。許容できる方のみ、ご覧下さい)
レラがリムルルからお尻叩きでお仕置きされた日からしばらく経ったある日・・。
パアンッ!パァンッ!パァンッ!
「可愛いからってまた女の子お尻触るだなんて!!サイテーじゃない!!」
「ごめん・・なさい・・!!」
リムルルの怒りの声と共に、肌を打つ音と、レラの許しを乞う声が荒れた社に響き渡る。
レラはリムルルの膝の上に乗せられ、むき出しにされたお尻を、これでもかと叩かれていた。
理由は、リムルルの可愛さに、理性を押さえきれず、またリムルルのお尻を触ったからである。
痴漢行為の罰として、自分のお尻を叩かれる羽目になったのだ。
パアンッ!パアンッ!パアンッ!パアンッ!パアンッ!
「ごめん・・なさい・・!ごめん・・なさい・・!ごめん・・なさい・・!!」
お尻を叩かれる音が響く中、レラは目尻に涙を浮かべながら、謝り続ける。
永遠と思えるほど、その時間はずっと続いた・・・。
「・・・!?」
レラは目を覚ますなり、あたりを見回す。
見えるのは、一夜を過ごすために泊まった荒れ寺の壁だけだ。
(夢・・・・)
レラはそのことに気付く。
(全く・・・何て夢を見ているのかしら・・!?)
レラは羞恥に顔を思わず赤らめる。
(まさか・・リムルルからお尻を叩かれるだなんて・・・思わなかったわね)
数日前のお仕置きを思い返し、レラは無意識にお尻をさする。
(私も・・何て馬鹿なことを・・・)
リムルルのお尻を触るなどという、人として許されない自身の行為にも、レラはため息をつかずにはいられなかった。
幸い、リムルルに嫌われずには済んだ。
だが、そんなのは
(運が良かっただけ)
でしかない。
人として、しかも、彼女の姉であるナコルルの半身として、決して許されないことをしたのだ。
どれだけ罰せられても、文句は言えないだろう。
(ナコルルからも・・・お仕置きされるかしらね?)
思わず、そんなことを考えたときだった。
「誰・・・!?」
レラは外の気配に気づき、抜刀の体勢を取る。
直後、霧のようなものが、荒れ寺の中へ流れ込んできた。
「これは・・!?」
レラは思わず霧を吸ってしまう。
直後、強烈な眠気が襲ってきたかと思うと、レラは床に崩れ落ち、再び眠りに落ちた。
「ん・・・・・」
レラは再び目を覚ますと、どこだかわからない不思議な場所にいることに気が付いた。
「ここは・・何?それに・・・・」
「気が付いたかしら?」
不意に頭上から聞き覚えのある声が聞こえてきた。
思わずレラが振り向くと、ナコルルの姿があった。
「ナコルル・・。どうして貴女がここに?それに・・この格好はどういうことなの?」
レラは自分が、ナコルルの膝の上にうつ伏せに乗せられていることに気づく。
「レラ・・・・。今から貴女にお仕置きです。リムルルのお尻を触った罰よ」
「やはり・・・そういうことね・・・」
自分の置かれた状況から、レラはそう察する。
「貴女からも・・・リムルルの時と同じように、お尻を叩かれるのね?」
「そうね。レラ、貴女のしたことは許すわけにはいきません。覚悟しなさい」
ナコルルはそういうと、レラのズボンを降ろしにかかる。
「く・・!?ちょっと・・待って・・!?」
思わずレラはズボンを押さえる。
「レラ、お仕置きのときはお尻は出すものよ」
「く・・!!リムルルはともかく・・貴女には・・癪だわ・・」
ナコルルに対しては反発心が出るのか、レラは思わず抵抗する。
「仕方ないわね・・・。大人しくしてもらうわ」
ナコルルはそういうと、左手でレラの腕を後ろ手に背中に押さえつけてしまう。
そして、下着ごとズボンを降ろしてしまう。
あっという間に、レラの、ナコルルよりもスタイルの良い綺麗で大きなお尻が姿を現した。
「く・・・!?」
レラは羞恥に思わず顔を赤くする。
「レラ・・・行くわよ。いいわね?」
「無駄なことは、言わなくていいわ!!やる気なら・・・早くやりなさい!!」
せめてプライドを保とうとするのか、レラは反発心を微かに覗かせて言いやる。
それを見たナコルルは、ゆっくりと手を振り上げた。
バアシィンッッ!!
「ん・・・・!?」
ナコルルの平手が、レラのお尻に降り下ろされ、弾けるような音を立てる。
同時に、レラのお尻がブルンと震える。
パァンッ!パアンッ!パシンッ!パアンッ!パアンッ!
「・・・!・・・!・・・!・・・!・・・!」
ナコルルの平手が容赦なくレラのお尻を叩くたび、乾いた音が鳴り響く。
レラは、叩かれるたびに声を押し殺し、平手打ちに耐える。
パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
「レラ・・貴女・・何をしているの?」
レラのお尻を叩きながら、ナコルルはお説教を始める。
パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
「可愛いからって・・女の子のお尻を触るなんて・・・本当に人として最低なことよ。わかっているの?」
妹へのセクハラ行為なだけに、ナコルルの声にも、怒りがにじみ出ている。
レラのお尻に降り下ろされる平手も、勢いが籠っており、あっという間にレラのお尻は赤く染まりだす。
パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!パァンッ!パアンッ!
「リムルルの・・く・・!お尻を・・触ったのは・・・本当に・・・悪かったわ・・!!そのことは・・・謝るわ・・!!ごめん・・なさい・・!!」
自分が悪いのはわかっているからか、レラは素直に謝る。
「そう・・・反省はしているのね・・。でも・・レラ。今日は貴女のことはそう簡単には許せません。今日は、まだまだ厳しくお仕置きします」
ナコルルは、お尻を叩きながら、レラにそう宣告する。
「わかっているわ・・。せいぜい、泣かせてみせなさい」
レラはナコルルに対する意地や反発心を微かに滲ませて言う。
それを聞いたナコルルは、再び手を振り上げる。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「く・・!あ・・・!く・・!う・・・!く・・!」
ナコルルの平手が、再びレラのお尻を容赦なく責めたてる。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「う・・!ああ・・!うぅ・・!あぅ・・!くぅあ・・!」
レラのお尻はだんだん濃い赤へと染まってゆく。
赤い双丘には、ナコルルの手形が刻みつけられ、一打ごとに手形ははっきりと濃くなってゆく。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ひ・・・!痛・・!きゃあ・・!痛・・・!痛あ・・!?」
ついにレラは耐えきれず、泣きはじめる。
だが、それでもナコルルは平手打ちを止める気配は無い。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「いやあ・・!ナコルル・・許して・・!きゃあ・・!痛っ!?いやぁ・・!!」
ついにレラは泣きながら、ナコルルに懇願し始める。
同時に、耐えきれないのか、無意識に両足をバタつかせ始める。
それでも、ナコルルの苛烈な平手打ちは、レラのお尻を責めたて続ける。
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!バシンッ!
「ナコ・・ルル・・!!ごめん・・なさい・・!!もう・・二度と・・しないわ・・!!だから・・ごめんなさい・・!!許して・・・!!きゃああ!!きゃあああ!!いやあああ!!ごめんなさい!!きゃああああ!!」
その後、長い長い間、レラの悲鳴と謝る声、お尻を容赦なく叩く音が響き続けた・・・・。
「ん・・・・!?」
レラは目を覚ますと、自分が例の荒れ寺にいることに気が付いた。
(また・・夢を見ていたのかしら?)
最初と同じ状況から、レラはそう考える。
だが・・・。
「痛・・・・!?」
レラは不意に、お尻に凄まじい熱さと痛みを感じる。
(どういうことなの!?)
思わずレラはズボンを降ろす。
何とも都合のいいことに、大きな鏡が近くに置かれており、レラは自分のお尻を鏡に映す。
鏡には、真っ赤に腫れ上がり、手形が二つ、これでもかと自己主張しているお尻が映っていた。
(夢では・・・無かったのね・・・)
信じがたい出来事に、レラは衝撃を受ける。
同時に、レラは床に何かが置かれていることに気づく。
「何なの・・!?コレは!?」
それを手に取るや、レラは思わず声を上げる。
置かれていたのは数枚の絵。
よりにもよって、自分がナコルルにお尻を叩かれている姿を描いたものだ。
思わずレラは絵を投げ捨てようとする。
だが、アイヌの巫女として持つ力が、絵に込められた念と霊力を感じ取る。
(これは・・・!?)
レラは、この絵を捨てたり処分しようとすれば、自分に悪い運命が降り注ぐことを理解する。
(何だかわからないけれど・・・厄介なものに魅入られてしまったわね・・・)
苦虫を噛み潰した表情を浮かべつつ、レラは絵を渋々しまう。
お尻の痛みにようやくの思いで立ち上がると、レラは荒れ寺を後にした。
―完―
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