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隠し撮り写真(好きしょより:七海/祭)



 「失礼します・・・」
そういうと本城祭は保健室のドアを開けた。
「ああ。本城くん、待ってたんですよ」
保健室の奥では七海が笑みを浮かべながら祭に話しかけた。
「七海先生、話って何です?」
祭は七海にそう尋ねる。
話があるから放課後来て欲しいと言われたのだ。
 「ああ、そうでしたね。実はこれを見て欲しいんですよ」
そういうと七海は数枚の写真を取り出す。
その写真を見るや、祭は微妙だが表情を強張らせた。
写真はいずれも七海のもの。
それも入浴や着替えといった、明らかに隠し撮りという状況で取られたものばかり。


 「七海先生・・これは?」
祭はワナワナと身体を震わせながら尋ねる。
「生徒の間で売り買いされてるのを没収したんですよ。ひどいことすると思いません?」
「そ、そうですね・・」
祭は相槌を打つが内心冷や汗をかいていた。
自分が売っていたものだったからである。
「それでおかしなことを聞いたんですよ。本城君から買ったって皆言ってるんですよ」
そういうと七海は祭を見つめる。
ニコニコと笑っているが、その目は笑っていなかった。
「本城君、正直に言ってくれますね?」
にこやかな、だが目には射る様な鋭い光をたたえた笑みを浮かべて七海が祭を見つめる。
祭にはとても誤魔化したりする勇気は無かった。
七海には通じないとわかっていたからだ。


「ごめんなさい!小遣い稼ぎのつもりでやってました!ごめんなさい!」
祭は平謝りに謝る。
その様子を見ると七海はため息をついた。
「やっぱり本城君だったんですね・・」
「ごめんなさい、七海先生・・」
「本当に悪いと思ってます?」
「反省してます・・」
「それじゃあ証拠を見せてもらいましょうか?」
「証拠?」
思わず祭りはキョトンとした表情を浮かべた。
「ええ。ここに来てもらいますよ」
七海はそういうと、自分の膝を指し示した。
途端に祭の顔色が変わり、後ずさりする。
「せ、先生・・そ、それだけは・・・」
「駄目ですよ。本城君が悪いんですからね。自分から来れないんでしたら私の方から行きますけどいいんですか?」
「うっ・・・」
七海の言葉に祭は追い詰められたような表情を見せる。
七海の方から来るような場合はお仕置きがひどくなるのがわかっていたからだ。
「わ・・わかりました・・」
祭は恥ずかしげな様子でおずおずと七海のそばへ向かう。
傍らまでやってくると、七海の膝にうつ伏せになった。
「いい子ですね・・。でも、手加減はしませんから。たっぷり反省してもらいますよ」
七海はそういうと下着ごと祭のズボンを降ろす。
お尻に冷やりとした外気が触れるのを感じ、思わず祭の表情は強張った。
同時に七海は机の引き出しを出す。
祭は頭上でガサゴソ音がしているのを聞きつける。
(何をしているんだろう?)
思わず気になったが、目を開ける勇気が出なかった。
「それじゃあ、行きますよ」
七海はそういうと、手を振り上げた。


 シュッ!
空気を切る音と共に手が振り下ろされる。
バアチィ――――ンン!!
「くう・・あっ!!」
お尻に強烈な痛みを覚え、祭は思わず身体を強張らせる。
(い・・痛い!)
あまりの痛みに思わず祭は涙が出そうになる。
同時に、素手ではないと確信した。
確かめようと、祭は恐る恐る後ろを振り向いた。
すると、七海が大きくて幅広の定規を持っているのが目に見えた。
「せ・・先生・・それは?」
恐々祭が尋ねると、七海はにこりと笑みを浮かべる。
「これですか?本城君はオイタが過ぎましたからねぇ。二度とこんなことしないようにたっぷり懲らしめてあげようと思ったんですよ。くす、今日は覚悟して下さいね」
その言葉に祭は思わず背筋が寒くなる。
思わず逃げ出そうと身体を揺り動かす。
「おやおや、逃げ出そうなんて悪い子ですね」
七海はそういうと定規を振り下ろした。
バアシィン!
「っ・・!!」
定規でお尻を叩かれて、思わず祭は背を仰け反らせる。
 バアシィン!バアアン!
「ひゃ!ああっ!痛あっ!」
パアン!バシィ!パアアアン!
「隠し撮りなんかして・・」
パアアン!ピシャアン!
「痛あっ!ひゃあ!」
バシィィ!ビシャアン!
「しかもそれを人に売って・・」
バアアン!バアシィン!
「痛いっ!ごめんなさいっ!」
バアアン!バアチィン!
「お金を儲けようなんて・・・」
バアアン!バアチィン!
「やっ!痛いっ!」
バアアン!ビタアン!
「本当に・・悪い子ですね!本城君は」
バアアン!パシィィィィンン!
「痛あっ!ごめんなさいっ!七海先生ごめんなさいっ!」
祭は叩かれながら必死に謝る。
 「何に『ごめんなさい』ですか?」
七海は定規を振り下ろしながら祭に尋ねる。「隠し・・撮り・・した・・こと・・」
パシィィ!パアアン!
「それから?」
「それで・・お金儲け・・しようとした・・こと・・」
そこまで言うと、定規が止まった。
同時に七海がもう片方の手で祭の頭をなでる。


「よく出来ました。それじゃあ許してあげますよ」
ようやくのことで祭は七海の膝から解放される。
祭は床に足を付くと立ち上がろうとするが、お尻の痛みに耐えかね、顔を痛みで歪め、真っ赤に染まったお尻を手で押さえると床に崩れ落ちそうになる。
「無理しちゃ駄目ですよ、本城君」
七海はそういうと祭を支えてベッドの方へ連れて行ってやる。
うつ伏せにして寝かせると七海は祭のお尻を冷やし始めた。
 「ところで本城君、一つだけいいですか?」
手当てをしながら、七海は祭に尋ねる。
「何です?」
「写真を買ったのは生徒だけですか?」
「い、いえ・・」
「それじゃあ聞かせてくれます?」
「は、はい・・」
祭はそういうとおずおずと話し始めた。


 その日の夕方、七海の探偵事務所。
「ぎゃー!七海―!勘弁してー!」
バアシィーン!バッチィーン!バアアーン!
七海の寝室から、彼と同年代の男の悲鳴と激しく肌を打つ音が鳴り響いてくる。
寝室のベッドの上では、相棒で恋人の真一郎が七海の膝の上に乗せられ、ズボンを降ろされて剥き出しになったお尻を叩かれていた。
哀れにもお尻は赤どころか真っ青になっている。
「駄目ですよぉ、隠し撮り写真を買うような人はいくら泣いても謝っても許しませんからね。一晩かけてたっぷりと反省させてあげますからね」
七海はそういうと特製の穴あきパドルを振り下ろす。
 そう、祭から写真を買っていた人物の中には真一郎もいたのである。
というより、一番のお得意さまで誰よりも多く買っていたのだ。
その後、一晩に渡って真一郎の絶叫と許しを請う声が事務所にこだました。


 ―完―
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